低温やけど

梶澤知恵子

梶澤知恵子

テーマ:やけど

なんだか今年はいまのところ
例年になく雪が少ないですね。
このまま、あまり降らないでくれると
うれしいのですが(^^)
雪が少ないとはいえ、やはり冬は冷え込みますので
貼るカイロで低温熱傷をおこしたり、
おこしかけている方もちらほら診ております。

「カイロで低温やけどしたかも
しれないので見てもらいたい」と言われまして
どれどれ背中を拝見と服をめくろうとすると
あ...カイロがまだ貼ってある...
しかも温かいというかちょっと熱くないですか、コレ
ということも多く(^^;)
しかもちょうど当たっている部分が赤くなっていて
いやこれはちょっといけませんね。
同じ場所にずっと貼っていちゃマズイですよ
とお話しするというパターンが続き
(やけど以外の診察でも背中を診察しようとすると
この時期結構貼るカイロ発見します。
使用されている方多いです)
「いや~さぶいからねぇ」
う~んそりゃわかります、わかりますけども~
気をつけていただきたいです。

やけどの深さは温度×時間で決まります。
熱源の温度が低くても
長時間それにあたっていると深くなります。

今頃はカイロ以外にもアンカや時にこたつなどで
低温やけどを起こすケースもありますので
注意してください。
特に就寝時は使用せず、ふとんが温まったら
使用は中止して(ふとんから出すなどして体から離す)
から寝るようにしてくださいね。

低温やけどは初めはたいしたことが無いように見えても
結構深いことが多く、治るのに時間がかかったり、
跡を残す場合が多いので、おこさないように
用心することが大切です。


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梶澤知恵子
専門家

梶澤知恵子(皮膚科医)

皮膚科ちえこクリニック

皮膚、毛髪、爪のトラブルからしみ、ニキビあとといった美容皮膚科治療まで女性に多い皮膚のお悩みを女性皮膚専門医である院長が丁寧に診察。しみの治療、にきび治療には特に力を入れています

梶澤知恵子プロは北日本新聞社が厳正なる審査をした登録専門家です

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