「批判的」に考える
はじめて、市民公開講座のお仕事をさせていただきました。
虎ノ門ヒルズのちかくにある「港区立みなと科学館」にて、大人向けのイベントの皮切りとしてお呼びいただき
「知っているようで知らない『がん』のこと」と題してお話しました。
医療者目線ではなく、かといって患者さんだけが対象でもない
とはいえもしかしたら患者さんも聞いてらっしゃるかもしれない…という
初めての環境で、かなりいろいろと考えながら、コンテンツを作成しました。大変だった・・・
学校では習わなかった「がん」という病気。
でも突然にやってくるかもしれない。
さまざまな用語、そもそもの発生について、治療や予防について…
さらには医療者と患者さんの情報の非対称性について。
かつて自分が携わった、国立がん研究センターの「がん情報サービス」のコンテンツを中心に、
できるだけやさしく、かといって専門性を失わず、
重めの話題をどこまでお伝えできるか、かなりのチャレンジではありましたが
事後アンケートはめちゃくちゃいい評価!
「このイベントを他の人に勧めたいですか?」の質問は、10点満点中で平均9点(n=12)!!
うれしいです!
頑張って考えたかいがありました〜♪
わたしは「がん」や「統計」が専門ではありますが
日々、パン屋の店先に立って、患者さんではない、多種多様な年代の方々とお話させていただき、様々な視点を学ぶことができているのも、
講演のわかりやすさに役立っているのかもしれないと思います。
こんなこともできる?って無茶振りされてもなんとかしてしまうかもしれないので
ぜひお問い合わせくださいね。