データの山を放置するのは、損失です!
いま、おうちに「ちんすこう」があります。
沖縄に行ってきたばばからのおみやげ。
私にとってはめちゃくちゃ甘いお菓子ですが
子供たちは平気で3つも4つも食べます。
<このコラムは、2015年ごろに私が綴っていたブログを再考・リライトしたものです>
さて、ちんすこうをもぐもぐしながら、ムスコ(当時7歳)がひとこと。
「おいしいね〜。次はぷれーん。ねぇ、ぷれーんって何味?」
えっと。
プレーンってのは、何も味がついてないってこと。
もともとの、ちんすこうの味。
ここでふと、考え込んでしまいました。
「黒糖味」「抹茶味」など、フレーバーがついているものはちゃんと日本語なのに
「フレーバーなし」に相当する単語だけ「プレーン」。
プレーンって、日本語でなんていえばいいんだろう?
味がないわけではないし
オリジナルってことだけど、これもまた英語だし・・・
まず、英和辞典を引いてみます。
といってもi英辞郎さんより引用。
plain
発音: pléin, 変化: 《複》plains | 《形》plainer | plainest, Level: 2
名-1 平原、平野
名-2 平原地帯、大平原地帯
形-1 平易な、明らかな、飾り気のない、率直な、単純な、シンプルな、分かりやすい、はっきり聞こえる
形-2 質素な、簡素な、飾りのない、無地の、地味な
形-3 明白な
形-4 味の付いていない、(味が)あっさりした
なるほど、平らなイメージから
シンプルな印象、ということで
味が付いていない、ということなのですね。
でもやっぱり、「〇〇味」という時に
プレーンに対応する日本語の単語が見当たらない。
うちのパン屋でも
「これ、味がないやつですか?」
って聞かれることがあって、言い方ちょっとイラッとしますが(笑)平静を取り戻して、
「味はありますが、中に゙何も入っていないか、という質問ですかね?」
と、めんどくさがられながら聞き直します。
プレーンを日本語にするとどうしても「味がない」んですかねぇ。
なんて言ったらいちばん自然かなぁ…
『元祖』
『本家』
とか、和菓子ならいけそうですけど…
「そのままの味」かな?
もうしばらくプレーン和訳問題が脳内を占拠しそうです…