五感がよみがえる美術館の楽しみ方
日本橋高島屋で開催されていた
「椅子とめぐる20世紀のデザイン展」に行って
来ました。
北欧の椅子のコレクターの織田憲嗣先生の
コレクションをメインに、家具と日曜雑貨の
デザインで暮らしを演出したブースが人気でした。
3月18日が最終日!
とっても多くの人で会場は混んでいましたが
インテリアや建築を学ぶ学生やプロにとって
とても貴重な展示会でした。
1脚1脚の北欧の椅子と時代を表現したブースの
デザインの展示表現が魅力的!!
北欧の家具、日用雑貨が色彩の調和で整えられて
いました。
2019年に北海道東町の織田憲嗣先生のお宅を
見学させていただく機会に恵まれました。
家具と置物が自然なハーモニーを醸し出して
動線を活かした、家具のレイアウトと
小物、置物に当たる窓からの陽ざしまでもが
計算されていて
インテリアの基本を教えていただいたように
思いました。
貴重な心地良い住空間の学びの体験でした。
家具で随分と住空間は変わりますが
家具が住空間スペースの中で多くても
少なくても、アンバランスです。
空間を素敵に魅せるには、部屋全体、そして
家具と部屋の色彩と照明のあかりの使い方
小物(アート)とのバランスが決め手になります。
そのバランスが住まう人の雰囲気や
住まいに対する想いが合っていると
快適な暮らしになります。
今回の展示は「椅子」や「デザイン」の歴史を学ぶ
だけでなくインテリアを楽しむ暮らしの表現でも
あったと思います。
この展覧会はこれから大阪、名古屋の高島屋
でも開催予定です。