~事例~ 借地権売買の取引
借地の測量による分筆は、必要なのでしょうか?
~【借地境の分筆】行う訳は~ その2です。
借地は、「代々そのまま」がほとんど・・・。
「そのまま」とは、“借地境における分筆が未了”のことです。
土地所有者が、測量費用をかけて測量して借地境による分筆を行っている事はまれです。
では、なぜ測量による(借地境などの)分筆はが必要なのでしょうか?
〇土地の大小にもよりますが、測量や分筆作業に、時間を要するため
何かしたい、いざという時に間に合わないことが多い。
(分筆完了まで、1年かかることもあります)
〇分筆で借地権のおよぶ範囲が明確でないと、
土地の正確な資産評価ができない
借地権の整理を行うことができない
道路などとの区分けができない状態のまま
〇借地境と所有権が違う場合、問題になることがある
(借地の塀の位置と借地境の相違など)
〇借地権者の方にも、測量の立ち合いをお願いするため、
借地権者の方にも、借りている土地を認識してもらえる機会に。
〇越境物や現地の状況を正確に把握できるので、確認ができる
ですが、測量費用がかかるのも事実なので、いつ行うかなどのタイミングを
見計らうことが大事です。
また、測量会社は借地の測量業務を熟知し、隣地折衝のうまい測量会社への依頼が
要となります。
土地所有者と長くお付き合いのある地元測量会社もいますが、それが良い選択とは限りません。
「しなければならないこと、中長期的にやらなければならないことを区分け」し、
「出来ること、やれることから始めること」が必要です。
測量&分筆は、始めの一歩です。
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※本内容と掲載写真等の関連はありません。
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