ソウル(Seoul)出張記1
1.北村(プクチョン)북촌
ソウルの北部にあるプクチョンは、600年ぐらい前から、両班(ヤンバン:朝鮮王朝時代の支配階級)が住んでいた場所で、今も古い家屋が多く並ぶ静かな住宅街です。実際に人が住んでいるので、静かに歩かなければならず、それを静かに注意する係の方が歩いたり、注意を促す看板が所々に貼ってありました。しかし、一部の国の方々は大きな声を出してはしゃいでいたのは残念でした。
北村の西側の住宅街は、非常に多くの人が訪れているほか、少し離れた所にはカフェや土産物店、伝統衣装を貸し出すお店などが多くあり、非常に多くの人で賑わっています。
一方、東側は、かつて「冬のソナタ」でロケ地として有名になった所が、チャンドククンギル(창덕궁길)という通りの突き当りにあり、この通りはかつては、カフェや土産物店が並び人通りが多かったのですが、ブームが下火になった他、コロナ禍もあった為か、殆どの店は閉まっており歩く人も殆どいない状態です。下の写真の右側にある建物は、多くの土産物や写真が売られていた繁盛店でしたが、今は閉店していました。
2.西村(ソチョン)서촌
北村と景福宮(キョンボックン、경복궁)を隔てて西側にある地域です。北村と異なり、両班と庶民の中間に位置する階層の人たちが、かつて暮らしていた街です。
まだ午前中だったからでしょうか、人通りが少ないものの、お店が両脇に並ぶアーケード付きの商店街や、食べ物屋さんが多く立ち並ぶ通り(SEJON FOOD STREET)があります。
また、大通りにはきれいなお店が多く並び、伝統衣装を貸し出すお店も多くあります。