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ソフトバンクグループの決算が発表されました。
2021年10~12月期の純利益は前年同期比98%減となっています。
世界の新興企業に投資するビジョン・ファンドで、主に中国の投資先企業の株価が大幅に下げたことが響いたとされています。
また、半導体設計子会社のアームのエヌビディアへの売却計画が頓挫したことも今後の成長戦略に大きく影響するでしょう。
ソフトバンクグループはアームを2016年に約3兆6000億円で買収し、半導体大手のエヌビディアへ100億ドル超の現金と、エヌビディア株最大8.1%の合計約4兆6000億円で売却する契約でした。
しかし、各国の独禁当局との交渉が難航し、エヌビディア側から取引の断念を持ちかけられ契約解消に至っています。
アーム売却代金を新興企業への投資に充てる予定であった成長戦略は瞬く間に修正を迫られました。
保有株の大幅下落に大型売却の頓挫、ソフトバンクグループには波乱の展開が続きそうです。
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