【自己資金の見られ方】
確定申告書の控えをなくしてしまったあなたへ──再発行の手順と注意点
こんにちは。今回は「確定申告書の控え再発行」について、わかりやすく丁寧にご説明します。
会社設立後の“最初のつまずき”でお悩みなら、V-Spiritsの専門家が要点だけ無料で即答:無料相談フォーム
控えが必要になる主な場面
確定申告書の控えは、まさに「あなたの所得を証明する書類」です。以下のような場面で必要になります。
- 融資申請(日本政策金融公庫など)
- クレジットカードの審査
- 住宅ローン申し込み
- 会社設立後の法人銀行口座開設
再発行(開示請求)できる書類の種類
税務署で再発行可能な主な書類は以下の3種類です。
1.所得税の申告書(写し)
提出された確定申告書のコピーで、税務署が保管しているものです。
2.納税証明書(その1・その2)
- その1:所得の種類・金額を記載
- その2:納税額を記載(融資で利用されることが多い)
3.開示請求による税務情報の閲覧
開示制度を利用し、過去の申告内容を閲覧・写しとして交付してもらえます。
再発行の流れと必要な書類
ステップ1:税務署に行く(または郵送申請)
必要書類を持参して所轄税務署へ。郵送でも可能ですが、時間がかかる場合があります。
ステップ2:申請書の提出
- 所得税申告書の開示請求書(税務署で入手可)
- 身分証明書(運転免許証、マイナンバーカードなど)
- 手数料(1年分につき約400円。納税証明書は別料金)
ステップ3:交付までの期間
- 窓口:即日〜数日
- 郵送:1〜2週間程度
よくあるミスと注意点
- 申請は「開示請求」=申告書の写し
- e-Taxの場合、PDF控えが保存されていないか要確認
- 印鑑・本人確認書類の準備を忘れずに
- 郵送は返信用封筒・切手を忘れずに
「このケースは?」と思ったら——V-Spiritsの専門家に最短で聞く(初回無料):無料相談フォーム / 0120-335-523
よくある質問(FAQ)
Q1:何年前までの申告書が再発行できますか?
A:原則5年分。ただし保管状況により異なるため事前確認がおすすめです。
Q2:代理人でも申請できますか?
A:可能ですが、委任状と代理人の本人確認書類が必要です。
Q3:税務署以外で取得できますか?
A:e-Tax利用者はマイナポータルやe-TaxソフトからPDF取得が可能です。
Q4:再発行された控えに「収受日付印」は押されていますか?
A:押印される場合とされない場合があります。必要な場合は窓口で明確に伝えましょう。
まとめ:失くしても大丈夫、冷静に対応を
確定申告書の控えをなくしてしまっても、焦らず対処すれば再発行(写しの取得)は可能です。
とくに起業を目指す方にとって、信用資料の準備は資金調達や契約のスムーズさに直結します。
この機会に「自分の申告記録を整理する習慣」を始めてみましょう。
【無料相談のご案内】
弊社では、中野裕哲を中心に、
起業コンサルタント(R)・経営コンサルタント・税理士・社会保険労務士・行政書士・司法書士・中小企業診断士・FP・元日本政策金融公庫支店長・元経済産業省系補助金審査員など、各分野の専門家チームが一丸となって起業・経営支援を行っています。
起業の手続きや資金調達に関するご相談は無料で承っております。お気軽にお問い合わせください。
フリーダイヤル:0120-335-523
お問い合わせフォーム:V-Spirits公式サイト



