【事業概要説明は中学生でもわかるレベルか?】
今回は、【ベストな融資申請のタイミングとは】について解説します。
融資申請するタイミングによって結果が変わることはあると思いますか?
それとも、資金繰りが厳しいときに申請すれば銀行が速やかに対応してくれると思いますか?
実際には融資を申請するタイミングによって結果が変わる事があります。
現在会社経営をされている方は、振り返る機会にしてみてください。
●最新の決算書(確定申告書)ができた段階で相談する。
このタイミングは「基本」です。私の経験の中では優良企業の80%は最新の決算書ができた段階で資金調達を行っています。もちろん優良企業ですから銀行側からのアプローチもあります。
なぜ、この時期が良いかの理由ですが、最新の会社状況がわかる明確な指標になるからです。最新であればあるほど評価しやすく、半年程度経過してしまうと以降はどうなってるのか?と気になりますよね。
ここの「気になる」が厄介です。もちろん、なんでもかんでもこのタイミングが良いわけではありません。詳しい説明は割愛しますが、あまり芳しくない決算書を最新だからといって提出しても難しいです。
●試算表が良い段階で銀行に相談する
銀行融資を申込みする際の基本として、直近決算から6ヵ月以上経過している場合には期中の試算表を要求されます。上記で説明した「気になる」の部分ですね。
業績は1年間を通して波があるケースが多いと思います。6月決算の会社で年末年始に繁忙期で売上が上がり夏場に低迷する企業であれば、11月締めの数字と1月締めの数字だと明らかに変わってきます。
11月時点では苦戦している印象を持たれるかもしれませんが、1月時点では順調な印象を持たれると思います。
明確な理由として、銀行で稟議申請の際に「プラス材料」があればあるほど融資が通る確率が上がるからです。逆に、マイナス材料にもなりえるので提出する時期は非常に大事です。
上記を踏まえて、融資を検討する時期を考えてみると銀行側も申請しやすくなります。
そのためには、普段から自社の業績を把握しておく必要性があるところもポイントになりますね。
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