これを知らないと損!創業融資通りにくくなる集
起業相談の中でも多い内容として「価格設定」があります。
価格設定は事業の今後を左右するとても大事な項目です。適正価格が全て決まっていれば苦労しないですが、価格設定に正解はありません。
同じサービスでも数十万円で提供している企業もあれば、数万円もしくは数千円で同様のサービスを提供している企業も存在します。
どちらにしてもその企業の戦略のもと決定しています。
高額に設定しても価格に見合った価値が提供できない、自分の提供しているサービスはこんなに安くない!と様々あると思います。
当然、事業として行いますので最低限のクオリティは担保していなくてはいけません。
今回お伝えしたいのが、安ければがすぐに売れるだろうと安易な価格設定は危険ということです。他社と価格設定競争を始めると終わりがありません。例えば、「地域最安値」を掲げていると他に安いお店が出てきたら下げざるえません。反対に値上げすることも難しいです。また、安さを売りにして販売していくと数量をたくさん売る必要性が出てきます。起業当初は勢いのまま進んでいきますが、ずっと続けていくためには、たくさん売り続け少ない利益を積み重ねていかなければなりません。(薄利多売と呼ぶ)たくさん売るためにはマンパワーが必要です。さらに長時間の労働が続くと体を壊してしまうことも予想されます。
継続的な事業運営をしていくために「価格設定」は非常に大事です。市場・競合調査もきちんとおこなったうえで、自身のビジョンも踏まえ決定していくことが重要です。
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