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中野裕哲(なかのひろあき) / 起業コンサルタント

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コラム

【フランチャイズ開業融資の注意点】

2022年11月11日

テーマ:起業

コラムカテゴリ:ビジネス

コラムキーワード: 資金調達プロ資金調達 方法

今回は、【フランチャイズ開業融資の注意点】を解説していきます。
ここ1ヶ月で相談数がかなり増えてきているフランチャイズ開業について。その中でも融資を受けて開業する場合における注意点を以下にまとめます。

①事業に対する本気度
フランチャイズ開業で必ず目にするのが収益モデルです。もちろん根拠ある数字を掲げているとは思いますが、誰でも必ずそうなるわけではありません。
安易にフランチャイズのモデルに乗ってビジネスをすればと甘い考えでいると、融資はまず受ける事はできません。

②経験値はあるのか
フランチャイズ開業をしたいと思う方の中には2種類あり、今まで同様の事業に従事しており、その経験を活かして開業を行う方と、全くの業界未経験者であるが挑戦してみたいという方がおります。
フランチャイズ開業をするのに、どちらが良い悪いといった事はありませんが、融資を受けたいといった観点からすると未経験開業では受けにくいのが実情です。ただし、それ以外の蓄積として、
前職営業をしていて、販売や営業に長けている実績があったりなどです。

③経営知識を有しているか
こちらについては、実際に経営をした経験ではなく経営をしていくのに必要な知識を有しているのか?といった意味です。
フランチャイズとはいえ、競合相手は世の中に五万といます。いくら収益モデルでは早期に収益が出る構造になっていたとしても、実際に運営していくのは自分自身であります。
そもそも集客がまともにできない状態であれば事業には到底なりません。フランチャイズ本部の協力があるにせよ、自身で立地や周囲の競合などを調べたうえで事業運営をしていかないと
収益が上がりませんので、融資をしても返済ができるのか疑問符がついてしまいますね。

④自己資金はあるのか
非常に大事な部分であり①とも被る部分です。収益構造モデルで早期に利益が出るので、融資を受ければ返済はきちんとできますといった声が多いです。
しかし、本当にそうでしょうか。自己資金がないという事は、融資を受けたお金が無くなってしまった時には事業継続もできなければ返済もままなりません。
また、銀行がそのようなリスクを見逃すはずがありません。ですので、ある意味自己資金は事業に対する本気度の表れにもなります。
今まで年収400万円だった人が、コツコツ貯蓄した100万円や200万円を投資するということは覚悟がないと早々できることではありません。
銀行担当者もこの辺りは重点的に見ており大事な項目になります。

以上4つをお伝えしましたが、大切なことは他にもたくさんあります。安易に儲かるから融資を受けて始めたいといった事は難しい現状を把握しておくと動き方も変わってくるのかなと思います。

弊社では、起業家・経営者をご支援できるよう多くの金融機関と連携しております。銀行選びはどうすれば良いか、融資についての相談をしたい、資金繰りで悩んでいるなど、各種専門家が課題解決を行っております。また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます!
無料相談もしておりますのでお気軽にお問い合わせください。

・次のおすすめの記事はこちら
【フランチャイズビジネス①】

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