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中野裕哲(なかのひろあき) / 起業コンサルタント

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コラム

【会社の現預金は1ヶ月の売上と同じくらいが手元に必要】

2023年1月4日

テーマ:起業

コラムカテゴリ:ビジネス

今回のテーマは、【会社の現預金は1ヶ月の売上と同じくらいが手元に必要】です。個人に置き換えると手をつけない貯金ではなく、給与が入る口座の残高は最低でも給料1ヶ月分は入れておきましょうといったことです。その理由はなぜなのかを解説していきます。

1番の理由は、手元にお金が無ければ月末の支払いもしくは来月の支払いができないからです。1ヶ月分の売上と同じくらいのお金が必要なのは支払いも同じくらいかかるからです。もし、月末に1ヶ月の売上と同じくらいの現金が無かった場合は、新たな売上の入金を待たないと支払いができなくなる可能性が出てくるからです。もちろん売上の1ヶ月というのは業種業態により変わってきますし、あくまで最低限の水準として考えておいたほうが良いでしょう。様々な資金ショートが発生するリスクは隠れています。売掛金の期日なのに入金がなく2週間待って欲しいと言われてしまった。得意先より支払いサイトを短くして欲しいとの交渉をされた。手形・小切手でなく現金にして欲しい。新規取引先開拓ができたものの、入金サイトが長かったり支払いが先行してしまうケース。今挙げただけでも、日常起こりうることがたくさんあります。
解決策は2つ。1つは、現預金を売上の2倍、3倍と堅実に増やしていく。2つ目は、早い段階で銀行からの融資を検討するです。会社は現金が無ければいずれ倒産といった方向に進んでしまいます。だからこそ、先手先手で動いていかなければなりません。

弊社では、起業家・経営者をご支援できるよう多くの金融機関と連携しております。銀行選びはどうすれば良いか、融資についての相談をしたい、資金繰りで悩んでいるなど、各種専門家が課題解決を行っております。また、V-Spiritsグループでは、税理士・社労士・司法書士と勢揃いしておりますので、貴社の事業をワンストップで支援ができます!
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