【創業融資、銀行面談での注意点】
スタートアップ企業でよく使われている言葉について解説します。
スタートアップ企業では自社の位置づけを「シード期」・「アーリー気」などの呼び方をしています。
スタートアップ企業に興味関心や接している方ですとイメージができると思います。
逆に、全くわからない方にとってはまさに専門用語と化しています。
今回は、「シード期」について説明をしたいと思います。
そもそもシード期やアーリー期とは何を表している言葉なのか?
期というくらいなのでそれぞれ区分けがされています。
それぞれ成長段階によって区分けされ、その中でシード期は起業前を指します。
事業計画の作成や、提供するサービスの開発など、起業に向けて本格的に準備する段階です。
この段階は諸費用の支出がとても多いにも関わらず売上、利益ともに上がっていない状況です。
そのため初期費用の調達もきちんと計画的に行わないと資金ショートし継続ができません。
当然、事業の準備段階で実績と社会的信用に乏しいため、資金調達の手段は限られます。
・自己資金・親族からの借入・日本政策金融公庫からの融資・エンジェル投資家やVCから投資を受ける
上記の手段が考えられますが、この段階で数千万円を超える大型調達はなかなか見込めません。
シード期では資金調達以外にも、創業メンバーの確保等行うべきことが満載の段階です。
このような段階のことを「シード期」と呼びますので、覚えていただければと思います。