【儲かれば儲かるほど資金が足りなくなる!?】
今回は、【自己資金の見られ方】について解説します。
創業融資での「自己資金」は重要な位置づけとなっています。
ただ手元にお金があれば良いかといえばそのようなこともありません。
好ましい自己資金と好ましくない自己資金について以下にまとめていきます。
・好ましい自己資金
金融機関から見て好ましい自己資金とは、数年間かけてコツコツ貯めてきた履歴が通帳で確認できるような自己資金です。
理由としては2点あり、1点目は、毎月定額を貯めることができるからこそ毎月の返済もきちんと履行できる根拠となりえる。
2点目は、計画性があり起業に対する本気度が伺えることです。
・好ましくない自己資金
一方で好ましくない自己資金としては、どこから出てきたのかわからないまとまったお金です。
具体的にはどういう事かと言いますと、よくある事例が、現金で貯めていました。(タンス預金等)や何があるかわからないので手元にまとまったお金を置いておきました。
などといった事です。
では、それがなぜ好ましくないかの理由ですが、お金の出どころがきちんと確認できないことにあります。
タンス預金には通帳のように、何月何日いくらを入れたか?などはわかりません。
仮に手書きで記録を残していたとしてもエビデンスとしての有効性は疑問を持ちます。
実際に、審査で自己資金が不透明である為否決されている案件もあります。
もし、これから起業しようと思っている方や、創業融資を考えている方については、もう1度自身の自己資金はどうだったかな?
と振り返る機会を持っても良いのではないでしょうか。
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