【手形割引】
今回は、【金融機関に応援される決算書】について解説していきます。
前回の応援されない決算書だと資金調達に不利になります。
逆に応援される決算書ですと金融機関側から積極的に融資をしたい企業になります。
銀行に応援される決算書についてを以下で説明していきます。
①黒字か否か
赤字の場合は審査は厳しくなりますが、一時的な赤字であれば短期で黒字転換の兆しが見えるのが目に見えてわかるようでしたらポジティブに判断されます。
②自己資本比率が高い
企業の安全性を表す指標です。
③担保にできる不動産があるとプラス評価
融資したお金が焦げ付く確率が限りなく0に近いほど、金融機関のリスクが無くなるのでプラスに働きます。
④現金化可能な固定資産があるとプラス評価
会社や社長が所有している固定資産の中で、すぐに現金化できるものや、今後の資産価値が下がりにくいものは前向きに判断されます。
⑤保証人の個人資産があれば信頼度アップする
融資金額を超える資産保有があると、返済懸念が低くなるので融資をしやすくなります。
⑥現預金が潤沢にある
個人の場合も、会社で銀行融資を申し込む場合であっても、預金がどの程度あるのかは重視されます。
以上6項目は金融機関に応援される決算書に必須な項目です。ハードルが高いと思うかもしれませんが、金融機関融資を受けるといった観点でみると大切なことですので覚えていて損はありません。
応援される決算書と応援されない決算書のそれぞれを理解し経営に活かしていったほしいと思います。
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