起業時の資金調達1

中野裕哲

中野裕哲

テーマ:起業

こんにちは。起業コンサルタント(R)、税理士、社労士、行政書士の中野裕哲と申します。

今回より、こちらのコラムで起業に関するノウハウをお話しさせていただくことになりました。

まずは、簡単に自己紹介しますね。

私は15年前に独立し、複数資格と幅広いビジネス経験を活かし、起業を「まるごと」サポートする「まるごと起業支援」というサービスを展開しております。

これを始めたきっかけは、起業家は起業準備から起業後の経営に至るまで、様々な経営上の課題をクリアしていくことになりますが、それぞれの専門分野で
違う専門家に相談しなければならず、多くの時間やコストのムダを強いられていることに気づいたからです。

現在、多くの起業家の起業準備から経営までをサポートしながら、同時に、DREAM GATEなどの起業支援ポータルサイトを通じて年間約200件の無料相談を
行い、All Aboutなどのメディアでも起業ノウハウを発信しています。
こちらでも、読者のみなさまがこれから起業するにあたって、事前に知っておいた方がいいこと、やっておいた方がいいこと、特に重要なお金に関すること
を中心に話させていただきます。どうぞ、よろしくお願いします。

さて、まず第一回目の話題として、起業時にどうやって資金を調達するかについてお話します。

起業に関して、起業家が一番悩むこと。それは資金をどうやって調達するかです。私への無料相談でも、9割以上は資金調達に関連する相談となっています。

起業をするにはお金がかかります。これはホントに想像以上にかかります。多くの起業家が起業した後に気づくことですが、資金は最初に想像した額の3割増
し~倍くらい必要になると思っていていいかと思います。

店舗の保証金、内装、車輌などの設備資金、賃料などの店舗・事務所の維持費、自分の食いぶちも含めた人件費、web・チラシなどの広告宣伝費、その他諸経費
など。自己資金の範囲内でカバーできないのは普通のことでしょう。

これをカバーするためにどうやって資金を調達するか。

よく相談を受けることのもう一つは起業の際に受けることができる助成金・補助金があるかないかです。ただ、一つ、覚えておいてください。

仮に助成金・補助金が受けられたとしても、入金されるのは数ヶ月後~半年後くらい。しかもお金を先に使って、それから助成金・補助金を受け取ることが
できるという制度が大半なのです。

ということは最初に頼るべきは助成金・補助金ではなく融資。

次回より、まずは起業時に頼るべき、創業融資についてお話ししていきます。

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中野裕哲
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中野裕哲プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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