施工図になるまで。その1
毎週コラムを執筆すると決めた2週目、続けていきます。今回は、作図における心構えを書きたいと思います。
その1で書いた、作図に必要な元図をもとに作図に着手していきます。ここでは、リアル4を使った書き方を記載していきます。こちらのテーマでは、今後は全てリアル4の作図となっていきます。
まず、始まりのお約束で、階高と主要な通りを設定していきます。この時、可能であればすべての通りを、本通りで設定していってください。なぜならこの後吸い込むレイヤーが、仮通りには出てこないという現象が出る場合があるからです。というか、おそらく出ない。ここではまだ、レイヤーは吸い取りません。
次に、主要な平面図をレイヤーとして、必要な階高に表示していきます。この時、レイヤー名は設計図番号等に設定しておくと分かりやすくなると思います。
これで平面図から、設計図では設定されていないが、部材が配置されている通りが分かると思います。そう言った通りは、本通りで設定する必要があります。可能な範囲で通りを設定した後に、軸図のレイヤーを吸い取っていきます。
上記作業を行うことで、本体入力画面で、レイヤーをなぞることで図面を進めて行くことが出来るようになります。
鋼材や継ぎ手の設定は、出来る前提で省略しますが、もちろん設定してください。
ここでやっと、作図が始まります。まず入力をするのは、既存鉄骨図となります。こちらは、ダミーデータでの入力がおすすめです。あとは、軸図・伏図のレイヤーを駆使して、部材をすべて入力していきます。
ここまでくれば、今回のコラムのテーマ「作図における心構え」について、知りたい人がいるかと思います。まず、軸図と伏図で部材があったり無かったり。位置がずれいるや、部材名称に食い違いがるなど。いろいろな問題が発生してきているはずです。そうなんです。この手の図面、設計図が正確に、軸図と伏図が整合することは少ないと思った方が良いかと思います。この時点では、作図を初めて1週間程度の工程かと思います。これから果てしない苦労を、現場が終わるまで付き合わなければいけないという覚悟を持って、取り組んでいってください。
次回コラムでは、この先を書いていきたいと思います。



