うつ病から解離や複雑性PTSDなど幅広い心理的問題に対応
主に医療機関での心理カウンセリングで認知行動療法やEMDRなど科学的に実証された技法を多数実施。その中で回復困難な症状に潜むさまざまなトラウマを見出し、トラウマケアの専門性を高めた心理療法を行う。
経歴
2000年:金融機関を退職。
2003年:横浜国立大学大学院/教育学研究科/教育人間科学部/学校教育専攻/臨床心理学コースに入学。
2004年:心理系大学院予備校で基礎心理学、臨床心理学の講師を担当(~2007年)。
2005年:(独)神奈川県障害者職業センターにて、うつ病休職者の復職支援の立ち上げ事業と精神障碍者の就労支援に非常勤にて携わる(~2007年)。
2006年:横浜国立大学大学院を修了(教育学修士)。
あさもとクリニック(脳神経外科、心療内科)にて心理カウンセリングを担当(非常勤)。
2007年:臨床心理士取得。
(独)神奈川県障害者職業センターを退職し,あさもとクリニックにて常勤として勤務。
横浜ストレスケアクリニック(心療内科、精神科)の復職支援ショートケアにて非常勤として勤務。
2011年:横浜ストレスケアクリニックが三木メンタルクリニックと合併し、三木メンタルクリニックに勤務。(あさもとクリニックを常勤として三木メンタルクリニックを非常勤として勤務)。
2013年:田園調布カウンセリングオフィスを開設。
*医療機関や公的機関における業務内容(~2014)
・ 集団:障害者職業センターおよび医療機関において、うつ病などによる休職者の復職支援を9年半。1グループ約5名のグループワークを約2,800回、延べ人数14,000人の利用者と接した。
・ 個人:医療機関において個人の心理カウンセリングを通算9年で約500ケース、延べ10,000回の個人心理カウンセリングを実施した。
実績
◎資格・研修
2007年:臨床心理士の資格を取得
2014年:EMDRの資格を取得(Weekend1,Weekend2を修了)
2015年:国立精神神経センター主催の認知処理療法(CPT)、
持続的暴露療法(PE)、弁証法的行動療法(DBT)の研修を修了
2016年:Brainspotting(phase1)、自我状態療(Season1&2)の研修を修了
◎学会発表
2005年
・ 認知療法学会 ポスター発表 「統合失調症のセルフスティグマに関する臨床心理学的研究‐精神症状、主観的ウェルビーイング、各種属性との関連‐」山本貢司、石垣琢麿、下津咲絵
・ 日本心理学会 ポスター発表 「統合失調症の精神症状とスティグマ観」山本貢司、石垣琢麿、下津咲絵
2006年
・ リハビリテーション学会 口頭発表 「短期的・就労技能焦点的SSTによる精神障害者の社会生活技能への効果」山本貢司
2008年
・ 日本デイケア学会 シンポジウム 「うつ病休職者の復職支援プログラムと認知的手法を加えた復職SST-被受容感の低さと復職への不安に対するアプローチ-」山本貢司、松村英哉、横田安奈、小関奈々子、後藤健一、三木和平
・ 心理臨床学会 自主シンポジウム 「精神科臨床における認知行動療法-若手臨床心理職による実践」シンポジスト
2009年
・ 第6回日本うつ病学会 一般演題ポスターセッション 「うつ病休職者の認知的反芻への介入と抑うつ・不安との関連−復職支援における問題アセスメントプログラム−」山本 貢司、松村英哉、横田安奈、小関奈々子、後藤健一、三木和平
2010年
・ 第7回日本うつ病学会 一般演題ポスターセッション 「うつ病休職者の治療期間と休職期間に関わる心理社会的要因の検討、および復職支援における認知行動的アプローチの考察」山本 貢司、松村英哉、横田安奈、小関奈々子、田口香代子、後藤健一、三木和平
・ 心理臨床学会 自主シンポジウム 「若手臨床心理士が語る認知行動療法の基本/うつ病の成人男性に用いた認知行動療法の基本的技法の実際」 シンポジスト
・ 心理臨床学会 口頭発表 「非機能的メタ認知とスキーマの悪循環」
2011年
・ 第8回日本うつ病学会 一般演題ポスターセッション 「復職への不安に対するストレスマネジメントの一方法としての曝露法の有効性」山本 貢司、松村英哉、横田安奈、後藤健一、三木和平
・ 心理臨床学会 口頭発表 「感情制御方略が身体症状とセルフスキーマに及ぼす影響」
2012年
・ 第9回日本うつ病学会 一般演題ポスターセッション 「アレキシサイミアが疑われるうつ病休職者に対して感情制御へのアプローチが奏功した事例」山本貢司、横田安奈、松村英哉、森山史子、三木和平
・ 日本心理学会76回大会 ワークショップ 「基礎研究をどのように臨床実践に活用するか」 指定討論者
2013年
・ 第10回日本うつ病学会 一般演題ポスターセッション 「うつ病休職者のストレス性の身体反応に身体感覚の曝露法と感情調整の修正が奏功した事例」山本貢司、横田安奈、松村英哉、森山史子、三木和平
2014年
・ 第11回日本うつ病学会 一般演題ポスターセッション 「解離症状が合併したうつ病休職者への生物心理社会の多面的な支援が有効であった事例 」山本貢司、横田安奈、森山史子、三木和平
◎学術論文
2006年
・ 精神医学 48巻10号 「統合失調症患者とその家族におけるスティグマ認知─精神症状および主観的ウェルビーイングとの関連」山本貢司 、佐々木淳、石垣琢麿、下津咲絵、猪股丈二
2008年
・ 精神障害とリハビリテーション 第12巻第1号 「復職準備をするうつ病休職者の心理社会的状態とSST による変化:被受容感の改善を伴った適度な自己注目を促す学習的介入」山本貢司、久保真理、横田安奈、石田太、小関奈々子、松村英哉、後藤健一、三木和平
・ デイケア実践研究12巻2号 「うつ病休職者の復職支援プログラムと認知的手法を加えた復職SST-被受容感の低さと復職への不安に対するアプローチ-」山本貢司、松村英哉、横田安奈、小関奈々子、後藤健一、三木和平
2009年
・ 神奈川県精神医学会 「復職準備をするうつ病休職者の反芻・省察と不安・抑うつとの関連」山本貢司、松村英哉、横田安奈、小関奈々子、後藤健一、三木和平
2012年
・ 心理臨床学研究 30巻4号 「非機能的なメタ認知的方略とスキーマとの悪循環 : 認知行動的アプローチで評価的思考と認知注意症候群を扱った事例からの考察」山本貢司
2017年
・ 心理臨床学研究 34巻5号 「凍りつき反応がパニック発作に至る発生機序についての考察」山本貢司
◎出版関係
翻訳協力
・ 「PTSD・強迫性障害・統合失調症・妄想への対応―ワークショップから学ぶ認知行動療法の最前線」 丹野義彦監訳 金子書房 2008
・ 「認知行動療法100のポイント」 マイケル・ニーナンら著 石垣琢麿・丹野義彦監訳 金剛出版 2010
・ 「統合失調症を理解し支援するための認知行動療法(Challenge the CBT)」 デイビット・ファウラーら著 石垣琢麿・丹野義彦監訳 金剛出版 2011
・ 「APA心理学大辞典」繁桝算男ら監訳 培風館 2013
共同執筆
・ 「集団認知行動療法実践マニュアル」 関東集団認知行動療法研究会 星和書店 2011
◎講演
2006年
・ メンタルヘルス講習会 「働くもののメンタルヘルス」講師
2007年
・ メンタルヘルス講習会 「働くもののメンタルヘルス」講師
2007年
・ 神奈川県障害者職業センター 職員研修 「うつ病の認知行動療法」講師
2008年
・ 地域職業リハビリテーション推進フォーラム「職場復帰支援における 医療と企業の連携 ‐復職支援の問題点から‐」シンポジスト
2009年
・ 神奈川県精神保健福祉センター うつ病休職者家族のためのセミナー「復職支援の実際」講師
2010年
・ 神奈川県精神保健福祉センター うつ病休職者家族のためのセミナー「復職支援の実際」講師
・ 地域職業リハビリテーション推進フォーラム 「医療機関における 復職支援の取り組みについて‐認知行動理論の視点から‐」シンポジスト
2011年
・ 神奈川県精神保健福祉センター うつ病休職者家族のためのセミナー「復職支援の実際」講師
・ 神奈川県障害者職業センター 職員研修 「うつ病の認知行動療法」講師
2008年
・ 地域職業リハビリテーション推進フォーラム 「職場復帰支援における 医療と企業の連携 ‐復職支援の問題点から‐」シンポジスト
2009年
・ 神奈川県精神保健福祉センター うつ病休職者家族のためのセミナー 復職支援の実際」講師
2010年
・ 神奈川県精神保健福祉センター うつ病休職者家族のためのセミナー「復職支援の実際」講師
・ 地域職業リハビリテーション推進フォーラム「医療機関における 復職支援の取り組みについて‐認知行動理論の視点から‐」シンポジスト
2011年
・ 神奈川県精神保健福祉センター うつ病休職者家族のためのセミナー 「復職支援の実際」講師
◎所属学会
・ 日本心理臨床学会
・ 日本認知療法・認知行動療法学会
・ 日本EMDR学会
・ 日本うつ病学会
・ 日本トラウマテックストレス学会
・ リワーク研究会
・ 日本行動医学会
・ 神奈川県精神医学会
・ 日本催眠臨床学会
◎所属団体
・ 日本臨床心理士会
・ 東京臨床心理士会
事業者情報
- 氏名
- 山本貢司(やまもとこうじ)
- 職種
-
臨床心理士
臨床心理士
- 事務所名
- 田園調布カウンセリングオフィス
- 事業内容
- ■ ストレスや人間関係の問題についての相談・カウンセリング
■ うつ病や強迫性障害、パニック障害、不安障害、対人恐怖症など気分障害についての相談・カウンセリング
■ PTSD(心的外傷後ストレス障害)や複雑性PTSD、解離などのトラウマの問題における心理的ケア - 専門分野
- ● 心理カウンセリング
● 心理療法 - 特徴
- これまでの心理臨床の経験から,直接的にご相談者様と繋がり、末永いサポートさせて頂くために、当カウンセリングオフィスを設立しました。
ご相談者様が気軽にそして確実で安心できる心理療法・心理カウンセリングを利用する機会が社会にもっと必要であると感じ、医療機関や公的機関の付属の施設ではなく、独立した心理カウンセリングオフィスとしました。
当オフィスのような小さな民間施設で、お悩みを抱えた皆様に貢献させて頂く大きさに限界がありますが,できる限り多くの方々のお役に立てるように精一杯励む所存です。
当オフィスが、お悩みを抱えた多くの方にとって、かけがいのない場になることを心より願っています。 - 住所
-
〒158-0085
東京都世田谷区 玉川田園調布1-10-15田園ハイツ3階 - アクセス
- 東急東横線・目黒線 田園調布駅から徒歩9分
- 営業時間
- 10:00~20:30
- 定休日
- 不定休
- ホームページ
- http://www.stress-cbt.jp/
- FAX
- 03‐3722‐3327
- メールアドレス
- support@stress-cbt.jp
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