民泊と民宿の違いとは?それぞれのメリット、デメリット比較
民泊業界は終わったのか?
コロナの影響を大きく受けている民泊業界。
3月頃から売上を大きく下げた民泊物件も少なくありません。
4月には9割減という物件も多く見受けられます。
民泊を撤退するという方の話も、ちらほら入ってきます。
果たして民泊業界はこのまま終わってしまうのでしょうか?
私はそうは思いません。
民泊は他の宿泊業と比べて、ランニングコストが低いのが大きな強みです。
そのため、コロナ禍を耐えられる事業者も少なくありません。
ビジネスチャンス到来と見る敏腕投資家
私の顧客の中には、
今の状況をビジネスチャンスと見る方も少なからずいらっしゃいます。
(不謹慎ととられかねないため、大声では言いませんがこっそり教えてくれました)
同じパイを取り合うビジネスという修羅場においては、
競合のピンチはチャンスにもなるということでしょうか。
ここ数年、観光業は右肩上がりで、パイが拡大してきました。
その環境下では、みんながハッピーになれるチャンスがあります。
しかし、憎きコロナによってゲームチェンジが起こりました。
訪日外国人数は前年同月比9割減となったのです。
これは、パイが一気に10分の1に減ったことを意味します。
その中では物件を手放す事業者も増えてくるでしょう。
(実際にそれは起こっています)
売り手が増えて、買い手が減れば、価格は下がります。
価格が下がれば、どこかのタイミングで投資に値する物件も出てきます。
「人の行く裏に道あり花の山」とは、有名な相場の格言です。
人と同じことをしていても大して儲からないという意味だそうです。
民泊投資は今後どうなるでしょうか。
未来のことは誰にも分かりません。
ただ、一つ言えるのは、
民泊業界にとっておそらく今が最悪の時期であり、
歴史を振り返ると、最悪の時に買えた人が大きく儲けてきたということ。
今だからこその民泊投資も、物件を見極めさえすれば十分に勝機はあるでしょう。