経営者が自社ブランドを立ち上げる前に考えること③
ものが良くても売れない
中小企業こそ意識すべきブランディング
ブランディングというと、大企業が行う大規模な活動というイメージを持つ方もいるかもしれません。しかし、それは誤解です。中小企業や街のパン屋さんなど、規模の大小に関わらず、あらゆる企業が知らず知らずのうちにブランディングを行っています。それは、企業そのものが持つ「感じの良さ」や「らしさ」と言い換えることができるでしょう。
私たち個人に置き換えて考えてみても、ブランディングは有効です。それは、周囲の人々からどのように思われているか、ということに繋がります。「明るく友好的な人」でしょうか?それとも「頭の回転が速いクールな人」でしょうか?もっと具体的に、「緑の服が似合う人」や「ピアスが印象的な人」かもしれません。あなたらしさは、あなたが日々の言動や態度を通して作り上げ、他者が感じ取るものです。自分に似合う服は自分で選べるかもしれませんが、自分らしい言葉遣いなどは、案外自分では気づかないものです。他人にモノマネされて初めて、「ああ、自分はこういう話し方をするんだな」と認識することがあります。
企業においても同様に、「らしさ」が存在します。あなたの会社は、取引先や顧客、地域社会からどのように思われているでしょうか?この他者からの印象を意識的にコントロールしていくことが、ブランディングを理解する上で重要なポイントとなります。
OEM受託企業が抱える「らしさ」の説明の難しさ
経験上、長年OEM受託を続けてきた企業は、自社の説明が苦手なように感じます。「〇〇株式会社の部品を作っています」という説明以上の言葉が見つからないことが多いのです。しかし、いざ新規事業を立ち上げたり、自社ブランドの新商品を販売したりする際には、自分たちが何者なのかを生活者に明確に伝え、安心して商品を購入してもらう必要があります。
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OEM受託企業のオリジナル商品自社販売は、必ず失敗する。
経営者が自社ブランドを立ち上げ前に考える10のこと
レンコンデザイン株式会社は、これまで数多くの新規事業プロジェクトに参画し、様々な知見を蓄積してまいりました。その経験に基づき、新ブランド立ち上げを成功に導くための実務パッケージ「ブランドランチャーズパッケージ」をご提供しています。
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