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8/16(金)本日の貴金属市況〜金相場は続伸し、国内価格は12,877円に上昇

杉兼太朗

杉兼太朗

テーマ:金相場

8/16
皆さん、こんにちは!
リファスタの杉でございます!
本日8月16日金曜日、金相場の動向についてお知らせします。

今日の国内金価格は、なんと12,877円と前日比で192円の上昇を見せました。
これは非常に大きな動きです。

背景には、米国の経済指標が予想を上回る結果となり、ドル高が進んだことが挙げられます。
しかし、中東情勢の緊迫化がリスク回避の動きを後押しし、金の需要が高まりました。

まず、米国の経済指標として特に注目されたのは、7月の小売売上高と新規失業保険申請件数です。
7月の小売売上高は前月比1.0%増と予想を大きく上回る結果となり、消費の堅調さを示しました。
また、新規失業保険申請件数も予想を下回り、労働市場が引き続き強い状態にあることが確認されました。
これらのポジティブな経済データは、米国経済が依然として健全であることを示しており、景気後退リスクが低いと市場が判断しました。
これにより、投資家は米ドルを買い戻す動きを強め、ドル高が進行しました。ドル高になると、ドル建てで取引される金は割高感が出るため、一時的に売り圧力がかかりました。

一方で、中東情勢の緊迫化が進んでいることが、安全資産としての金の需要を高める要因となりました。
中東地域での政治的・軍事的な緊張が高まると、投資家はリスク回避のために、安全資産とされる金に資産を移す傾向があります。
特に、地政学的リスクが高まる局面では、金は「価値の保存手段」として再評価されることが多いです。
今回も、中東の不安定な状況が続く中で、金市場への資金流入が強まりました。
ドル高による一時的な下落から、金価格は再び持ち直し、上昇に転じることとなりました。
これが、金価格が上昇した背景にある要因です。

そして、金だけでなく、他の貴金属も軒並み上昇しています。
プラチナは4,952円、銀は147円、そしてパラジウムは4,474円と、それぞれ大幅な値上がりを見せています。
今後の相場動向にも注目です。

このように、金や貴金属の価格は世界の情勢や経済指標に大きく影響されます。

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杉兼太朗
専門家

杉兼太朗(貴金属・宝石・ブランド品買取業)

ラウンジデザイナーズ株式会社 リファスタ

貴金属、宝石、ブランド品を買い取り、価値を正当に評価して次世代へとつなぎます。無料LINE査定や宅配買取にも対応し、急な資金の用立てや、終活、遺品整理といった幅広い顧客のニーズに寄り添います。

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