妻から離婚を切り出されたけど、関係修復したい(男性・45歳)|夫婦のすれ違い対処法
こんにちは、ピリアロハカウンセリング、緒方リサコです。
今日は私の行っております、離婚相談についてご説明させていただきます。
私は主に「再構築」「離婚相談」「夫婦関係がより良くなる為のコミュニケーションの支援」という3つを大きなテーマとしてカウンセリングしております。
その他にも、今自分が平常心を失ってしまっているっていう事によっての状況整理ということも併せてカウンセリングをさせていただいております。
その中で、今日は2つ目の「離婚相談」について、ご説明をしていこうと思います。
私自身、22年で結婚生活を終える、いわゆる離婚したという経験を持っております。
20年目迄はそんなに大きな問題があると思っていなかった中、色々なことが起き、残りの2年間は本当に色々大変でした。
調停も踏みました。
そして思春期を迎えている子供との関係も色々ありました。
その中で自分が離婚という決心をしてきたからこそ、自分の経験や日々色々な方々とお目にかかる中での事を含めて今日はお話ししていきます。
離婚を決めている方の中で、大きく分けると3つあるかなと思います。
1つ目は、自分から離婚を決めて伝えた方。
2つ目は、お相手から言われたケース。
3つ目は、お互いに離婚を合意しているというケース。
1つ目の「ご自分から離婚を伝える」というケースですが、本当に自分から離婚を言い出すということはどんなにかエネルギーが必要ですし、それまでの積み重ねの結果として「もう離婚しかない」って思うところにも至っていられるかと思います。
とはいえ、お相手の方もびっくりされたでしょうから、そんな直ぐに「分かった、離婚しよう」にはならないわけで、「こんなにもまで自分を今まで思ってきたのに、まだ分かってくれないの?」っていうお気持ちでみえる方が多くいらっしゃいます。
その時に、「まだもし何か出来る事があれば」という観点で、ご自分の中で「コミュニケーションとか色々なことでやれる事はあるのかな?」「こういう事もうやってみた?」とか、「まだ、これやられていない?」というところで、結果的に再構築につながるような事も支援させていただいたりはしています。
あともう1つ、「やり切った」「本当にもう無理」というケースもあります。
その時には、お相手にどう説明させていただくことによって、相手も納得まではなかなかいかないにせよ、「なるほど、そういうことだったのか」という理解を示していただき、結果、お二人が敵対意識とか本当になることなく、離婚後もご夫婦としては無いかもしれませんけれど、お子さんがいらっしゃれば、ご家族として、親子関係における両親として、より良い関係を構築していく為のお伝えの仕方を支援させていただいたりはしています。
2つ目の「相手から急に離婚を言われた」、これこそ本当にどんな大きな戸惑いや、びっくり・不安がおありだったかと思います。
とはいえ、もしかしたらご自分が何か変えていくことによって、より良い夫婦関係にまだ修正していくことも出来るのかな、という事も含め、出来る事としての再構築のあり方をご説明している場合もあります。
3つ目「お互いが離婚を合意している」という方がいらっしゃる場合もあります。
とは言っても、なかなか自分から言って相手が合意、相手から言われて自分が合意っていうケースの場合にも、そこまで相手が言うならというところだったり、両方とも相手が言うならってことになりますけれども、そこまで自分の大事な人が言っているのであれば、「受け止めよう、受け入れよう」と言って、心はまだ追いついていかないものの、離婚が合意したというケースがあります。
なので、そういう方々の多くは「嫌いになった訳ではないのに」とかっていう情は残っているというような表現をされる方もいらっしゃるなと思います。
ですので、離婚は合意されたものの、本当にあらゆる角度からお子さんがいらっしゃれば、お子様に対する影響も含め、どんなふうにしていけばいいのかってことを合意の時にお話をさせていただいております。
このように1つ「離婚相談」と言っても色々なケースがあります。
ご自分から・相手からという方であったとしても、ご本人がいらっしゃっているケースが多いんですけれども、とはいっても、お相手目線から見るとどうなるのかということを見ることによって全体を見ることにもなるので、その時にはお相手にお時間を活用していただくこともお勧めしたりはしています。
そのようにして、冷静じゃなくなっている自分・夫婦を含め、あらゆる観点から見ても、やれるだけの事をやった・やり切った、だからこそ、頭も、そして気持ちも納得した上で、離婚という人生の通過点・ポイントを通っていこう、ということを選択されていくために、カウンセリングをご活用いただけたらなっていうふうに思っています。