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つわりの辛さを分かってほしい…夫への上手な伝え方とは?【夫婦再構築Q&A】

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テーマ:夫婦カウンセリング事例

つわりの辛さを分かってほしい…夫への上手な伝え方とは?【夫婦再構築Q&A】
こんにちは、ピリアロハカウンセリング、緒方リサコです。

今日のご質問は27歳女性、結婚2年目の方からのご質問です。

現在妊娠4ヶ月でつわりが続いています。

初期の頃は気にかけてくれていた夫が最近冷たくなった気がして、体調だけでも辛いのに、優しくしてもらえないと更に辛さが増すのですが、この気持ちを夫にどう伝えていけばいいでしょうか?

というご質問です。

本当につわりというものはなった人しか分からない、もうなった人だからこそ分かる、というぐらい辛いものです。

本当に自分でアンコントロールですし、「何でこんな時にこんな気持ちになるの?」っていうぐらい、どんなにかお辛くていられるかと思います。

ただ、男性は妻の大変さを目の当たりにしている時は分かったとしても、自分の体感としてはないので、このご質問者の方のご主人様だけではなく、どの夫達も・男性達もやはり体験からくる体感は持てません。

なので仕事場に行くと「今度子供ができるんだ」「自分がより一層頑張っていかなきゃ」というところに意識をフォーカスして、そちらの方に集中していくので、その間はそちらに必死。

そうすると、妻がつわりで苦しみ続けているというing(現在進行形)であることが抜けてしまうことはあるかと思います。

なので「優しくしてもらえないと辛さが増す」という捉え方よりも「優しくしてもらえると辛いつわりも楽になる」という風に捉えることができたとしたら、それをご主人様に正直に伝えていく。

「こんな時にこうしてもらえた時ってすごく辛いつわりも楽になったんだ」「だからつわりが辛いって言った時にはこんな風にしてもらえるとありがたいんだけど、お願いできるかな」とか。

そうすると、ご自分の中の体験・体感からの事が分からなくても、「こんな時にはこんな事をすればいいんだ」「自分の子供を産んでくれる為に大変な思いをしてくれている」「妻にとって、自分が貢献できるやり方ってこんな風にしていけばいいんだ」ということが夫にも伝わるので、そこはとても夫としてもやり方も分かり、そしてそれをしていただける妻側もありがたいなというところでホッとして、お辛さが少しでも楽になっていかれるといいなって思います。

もう一つ、これはつわりや出産、そして色々なことを経てきた自分として、人生の先輩として、少し辛口な言い方にもなるかなと思うのですが、伝えさせていただけたらと思います。

これから子を出産し、そして授乳し、働いていらっしゃる方は、産休・育休を経てまた復職もしくはそれを機に仕事を辞めたり、専業主婦でいくという方は、今度そのことに対してほぼほぼ時間を持っていくとなると、どうであったとしても、今までの自分の生き方とは大きな変化が訪れます。

その時に、今まで構ってもらっていたことが、もらえないことに対してストレスを感じていたりすると、いつも被害者意識になったり、反対に子供なんか居なかった方がいいんじゃないかって後々思うことが起きてしまったりするやもしれません。

やはりこれからは母となっていくこと、「母は強し」色々なことを順応して対応していく、ある意味女性だからこそ母にもなれていきます。

なので今から少しずつ夫から愛される一女性から自分が本当に全身全霊をもって守る存在をしていく母としての強さも持っていただく為の訓練・トレーニングの始まりっていう風にも一つ思っていただけたらいいのかなって思います。

何はともあれ、ご自分の気持ちを正直にご主人に伝え、そして自分は母になっていく・自分を選んでくれた子供にとって「大丈夫」「お母さんがいるから・ママがいるから」という母になっていかれる事をしていただけることになるといいなと思います。

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専門家

緒方リサコ(夫婦カウンセラー)

ピリアロハカウンセリング

不倫、モラハラ、産後クライシス、セックスレスなど、夫婦間の悩みの相談問題を引き起こした心のあり方、対人関係のなどを探って、幸せなパートナーシップの構築をサポートする。

緒方リサコプロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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