結婚相談所で出会った夫婦が抱えやすいコミュニケーションの問題【夫婦関係改善Q&A】
こんにちは
ピリアロハカウンセリング、緒方リサコです。
今日のご質問です。
女性の方、年齢30歳、ご結婚歴1年の方です。
結婚相談所で出会った人と付き合って4ヶ月で結婚しました。
付き合っていた時は気づかなかったのですが、夫はかなり潔癖で家事をきっちりやらないと気が済まないようです。
私が家事を色々やっても口出しされるので、やる気がなくなりストレスです。
このことが原因で夫婦仲は冷めきっていて、正直この結婚、失敗したかもしれないなと思っています。
こんな理由で離婚するのはおかしいでしょうか?というご質問です。
このご質問をいただいて感じたことをお伝えしていきます。
まず、この方が結婚相談所というところで出会われて4ヶ月で結婚された事と、今回の質問に対して私に「こんな理由で離婚するのはおかしいでしょうか?」と問われていることに共通項があるような気がします。
それは何かというと、結婚相談所で「こんな条件がいいし、あなたと幸せになれると思いますよ」っていうところで、多分背中を押されたからこそ、これからの5・60年の人生を共にする方を4ヶ月で決められたのだと思います。
そういう意味においては、ご自分がどうしていきたいかというよりも、結婚相談所の方のお勧めに乗られたかなっていうこと。
それから、結婚生活のお辛さから離婚を考えていられる中、だからこそっていうところで自分が離婚を選択するのではなく、「こんな理由で離婚するのはおかしいでしょうか?」というご自分の人生における選択を、人に「おかしいか」「おかしくないか」っていうところに委ねられているっていうところから、もしかしてご自分を大事にするということよりは、他の方からの意見に重きを置いて選択されて見えてきた可能性があるのかなっていうふうに感じています。
なので、何かを選択されていくときに、ご自分からという自分軸ではなく、他者軸だったり、年齢が30歳近いからという状況・事情軸だったりすることが多くいらっしゃる可能性があるのかなということを感じています。
あともう一つ、このご質問において思うのは、夫が潔癖で完璧で、だからこそ気が休まない、自分はやってもやっても注意されちゃってやる気が起きないということにおいて、その切り取り方だけだとお互いの人間性が見えてなくて、行動面が一致する人をお選びになるのかなっていうふうな気もしています。
ですので、離婚するしないはご自分の選択ですけれども、その前に私はこの4ヶ月で自分の人生を決めた選んだのは「どんな基準から選んだんだろうか」ということをご自分に問うてみられること。
そしてもうひとつは、結婚のみならず、ご自分の人生を、自分はどんなふうに歩んで創り出していきたいのか、そこを先ずはご自分でしっかりとお考えになって描いてみるということをされた上で、そこに向かっていくための選択が何なのかっていうふうにお考えになられるといいんじゃないかなって思います。