ストレス・不満を感じる夫との関係改善へ
こんにちは
ピリアロハカウンセリング、カウンセラー緒方リサコです。
今日のご質問は、女性の方です。
出産後、夫に触られるのが嫌になってしまいました。
嫌いになったわけではないのに、どうしてでしょうか?どうしていったらいいでしょうか?
というご質問です。
妊娠・出産ということは、女性にとって大きな身体の中の変化があります。
よくよく皆様もご存じの通り、まずホルモンの変化が起きています。
それは自分ではどうしようもない、コントロール不可なことです。
ですから、夫に触られるのが嫌になったっていうことを、ご自分を責め過ぎず、そういう時期ってあるんだってことをご自分にOKとして許可していただけたら、まずいいんじゃないかなって思います。
また、それと同時に、男性目線からちょっとお伝えをしていこうと思います。
当然のことながら、男性はご自分の身体の変化は何もありません。
妻を見ていて、日ごとにお腹が大きくなり、そして出産してくれたこと、そこに対しての感謝の気持ち、大変だっただろうな、ありがたいなっていうことを思っていられる夫たちがほぼだと思います。
とは言え、自分の中に変化がないので、その妻の内面に起きている変化に対して慮るだとか、察する・心遣いをするということがなかなか体感的に分かりません。
なので今まで子供ができる前、妊娠中まで、普通に当然としていた、例えばちょっと家の中でもすれ違った時にポンと触れるとか、何かあった時にスキンシップ・タッチするとかということが自分の中でまだまだ普通として残っています。
ですが、やはり女性の中でのホルモンの変化が起きている時にポンとされることによって、すごく嫌な感じとか「本当に何?!」って思いがあって、ある意味すごい形相で睨みつけ、嫌だということを全身全霊で表現してしまうことにもなりかねないと思います。
そうしますと、男性としては何気ない、本当にスキンシップで思いやったからこその「ねえねえ」とか「ちょっと」ということがバンって、その嫌感で返されると、「何をやってしまったんだろう?」「何がこんなに自分がいけないことをしてしまったんだろう?」「自分はもう嫌われているんだろうか?」って思うことにもなってしまうこともあります。
ですので、大事なこととして・今できることとして、ご自分がどんなタイミングで、どんな時だったら、少しはゆとり・余裕を持って大丈夫かな?って思うと(考えてみて)、素直に・正直にご主人にお伝えになられることが大事なんじゃないかなと思います。
そのことによって、夫である側も「あ、そういうことだったんだ」「分かった、そうだったんだね」「だったら自分もこれからはそうしていこう、気をつけていこう」という具体的なことが明確に分かり、自分が嫌われているわけではなく、自分がそのタイミング的に自分のした行動が嫌だったんだということが伝わり、安心されることになると思います。
ですので、そういう時期があるということを自分にOKになさり、そしてどういう時だったら・どういう事だったら大丈夫かということを正直にお伝えいただけるといいなと思います。