幸せになりたい!再婚・婚活に向けて知っておきたいこと2【《動画付き》夫婦カウンセリングケーススタディ】
こんにちは
ピリアロハカウンセリングの緒方リサコです。
さて、今回のテーマは…
「子供のために離婚はしない方がよいでしょうか?」
という質問に対して、ご一緒に考えていけたらと思います。
お子さんを持ちながら夫婦関係が芳しくないとき、もう本当にどうしようかと切羽詰まったときに一番に考えることは、「子供がいるから」「子供のために」ということだと思います。
自分自身も離婚をしていますが、そのときに「母親として子供のためにどうにか乗り越えていく方法はないかな?」と考えていました。
子供のために私が我慢をすれば…と思い、離婚せずにいましたが、当時の夫と一緒にいると「どうなんだろう?」ということが次々と起きたので、結果的に私は離婚を選択しています。
今回のご質問「子供のために離婚はしない方がよいでしょうか?」ということを取り上げてみると、やはり「子供のために」ということを一番のポイントとしてお考えになられています。
ただ、それと同時に「よいでしょうか?」というご質問で、私が「いいですね」「いや、それはダメです」と、YES or NOのお返事をすることではないので、このご質問を下さるということは「もしかしたら、心の中は答えが出ている」または「反対に決めにくいからこそ決めてほしいのかな?」とも考えられます。
あとは、子供のためにと言いながら「すごく自分はこんなにも頑張っているんですよ」という思いから「自分を正当化したい」「頑張ってられることを分かってもらいたい」そういう気持ちもあるのかなとも捉えることもできます。
私自身も子供時代があったので、子供にとってどんなことが良いかというと、やはり居心地がいい家であることがすごく大事なんじゃないのかなと感じます。
学校から帰ってきてから何でも言えて、ポジション・ネガティブ・喜怒哀楽を出し、それを親が受け止めてくれる。「そうだったの。辛かったね」「そうだったの。よかったわね」と言ってもらえることで、何があっても自分が元気になれる「家」があるということ。
私の中で家は、「立派な家=ハウス」ではなくて「我が家=ホーム」という表現で自分の中ではおいています。
自分自身もそうでした。共働きをしていたので「次はあのエリアにこういうマンションがあるといいよね」と2人で頑張って早くローンを返済して次のマンションに移ろうという目標に対して頑張ってきたなと思う自分もいます。
子供の時間や夫婦との時間も含めて自分たちが感情をきちんと言語化し合って、「我が家=ホーム」の時間よりも、「立派な家=ハウス」を効率良く、限られた時間で、整えていくか?取得していくか?というところに一生懸命なのではないでしょうか。
なので、ご質問の「離婚した方がよいでしょうか?」という問いにおいては、良いも悪いもなく、この方のご質問の通り、お子さんのためを考えるのであれば、お子さんにとって「居心地のいいホーム」を作っていくことです。
それをまだお二人の中で「できそうなことがあるよね」「まだやってないことあるかもね」と思われるなら、まずそこをなさってみられたらどうでしょうか。
「すでにやった」もしくは「もうやりきっている」というご夫婦で、それでも上手くいかないということが起こるのであれば、子供にとってルーツである両親が良い状態じゃないですよね。
子供の前で喧嘩はしないようにしているかもしれないですが、その空気感からビンビン伝わるものがあります。
だからこそ子供は親に叱られないように、親に褒めてもらうように、もしくは親の仲介役として自分の存在を使うという、すでに子供が他社軸でもって生きるというよりは、子供が子供らしくいられる「ホーム」を作っていくためにどうしていったらいいかなと考えたとき、時には離婚という選択があるのかなという風に感じます。
今日お伝えしたことをご参考にしていただきながら、ご自分もしくはお二方はどのへんでどのようなことができそうなのかをお考えいただけると幸いです。
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