【ピアノ講師が考える】何歳からピアノを習い始めたらいい?
ピアノ教室も多くのお教室がオンラインでレッスンを行うようになりました。しかしお教室によりレッスンの質は様々で、特にピアノの先生はオンラインに弱い先生も多い傾向にあります。
そこでワンランク上のオンラインピアノレッスンをするためのおすすめ便利アプリを紹介します。
OBS studio
まずはなんと言ってもOBS です。
このアプリはゲーム配信などでよく使われている無料のソフトでオープンソースのため様々なユーザーによって改良されています。使い方によってはかなり細かいところまで設定を行えるので、痒いところまで手が届くようになるのではないでしょうか。(私はそこまで使いこなせていませんが・・・)
OBSで出来ることは様々なシーンを登録できること。
例えばカメラAの画面からカメラBに切り替えたい時、通常であればZoomやスカイプの設定画面から切り替えなくてはいけませんよね。
しかしOBSにカメラAとカメラBのシーンをそれぞれ登録しておけば、クリック1つで切り替えることが出来ます。
またカメラAB両方を並べて登録したり、カメラAを大きくカメラBを小さく配置して登録したり、自由な配置で登録する事が出来ます。カメラだけではなく下記に紹介するミラーリングソフトなどアプリも登録できるので、カメラと楽譜を並べることも可能です。
デメリットは操作性が少し難しいこと、PCが重くなることでしょうか。同時に色々ソフトが起動されるためPCの容量によってはうまく作動してくれないこともあります。
iVCam
次におすすめなのがiVCamというアプリです。このアプリはカメラを増やしたい時に、スマホやタブレットのカメラを2つ目のカメラとして登録することが出来ます。
例えばスマホのカメラを2台目のカメラとして手元を中心に映したい時、スマホとPC両方にこのアプリをダウンロードし、同時に起動すれば2台目のカメラとしてレッスンで使用することが出来ます。
このようにスマホのカメラを設置すると・・・
手元や好きなところにカメラをセットする事ができます!
この時にOBSでiVCamのシーンを登録しておけば、PCカメラが1台目、スマホのカメラが2台目としてスイッチすることが可能になり、これだけでも十分レッスンに幅が出るのではないでしょうか。左右反転なども出来るので、ミーティングアプリによって左右逆になってしまう、ということが防ぐ事ができます。
無料の範囲でも十分利用きますが、デメリットとしては設定に限りがあり、広告も目障りに感じることが多いです。
Piascore
楽譜アプリになります。Piascoreのサイトから楽譜を購入することも出来ますが、すでに持っているPDFファイルの楽譜をPiascoreにも登録が可能です。また写真を楽譜として登録することも出来ますので、生徒さんしか持っていない楽譜でも、写真で送ってもらい、それをPiascoreで楽譜として開いてレッスンを行う事ができます。急にオンラインでレッスンをする事になると、楽譜の準備がなく困ることもありますが、写真データを楽譜として使用できるので重宝しています。
アプリを起動中に背景バッテリーが暗くなったり、勝手に電源オフになったりする事はなく、長時間開きっぱなしでも勝手に閉じることがありません。(タブレット本体の電源がなくなってしまった場合を除きます)楽譜に自由に書き込むことも可能です。
LetsView
こちらはミラーリングアプリになります。タブレット(iPad)とPC(Windows)をミラーリングする時に使用します。
例えばタブレットでPiascoreを開き、LetsViewでミラーリングすれば、生徒さんと楽譜を見たり、書き込んだりしながらレッスンをすることが可能です。デメリットはOBSなど複数のアプリと一緒に使用していると、動作が遅れてしまう事があります。しかしOBSによってこちらも画面共有が簡単に行う事ができます。
講師はPCでレッスンを行いましょう!
以上のようにひとつのアプリだけでは操作できないことも、複数のアプリを同時に使用すればオンラインでも色々な見せ方が出来ます。またオンラインを使うことで、YOUTUBEを画面共有したり、いつもとは違う角度から生徒さんが理解を深めることが出来ます。そのためには講師がスマホやタブレットを使うのではなく、パソコンでレッスンを行うことがマストになるのではないでしょうか。レッスンのためにしっかり準備を行い、充実したオンラインピアノレッスンを行いましょう。