マイベストプロ東京
田上忠之

豊富な知識と独創的な技術力を備えるピアノ調律師

田上忠之(たがみただゆき) / ピアノ調律師

TAGAMI-PIANO TUNE

お電話での
お問い合わせ
03-5449-7343

コラム

軽井沢までナイトーンGP下見へ☆ナイトーンGPライトS「製作記録:ERARD モデル0」

2019年5月28日

テーマ:ナイトーン・製作記録

コラムカテゴリ:趣味

先月ですが、ナイトーンGP製作の下見ということで、軽井沢まで行って来ました!

軽井沢に別荘をお持ちのお客様からのご依頼で、1907年製のエラールのグランド
ピアノにナイトーンGPの製作をご希望とのことです♪

北軽井沢にあるピアノバルロン・ジャパンさんに現物があるということで行って来た
のですが、前々日に大雪が降っていて、ニュースも見ていなかったので4月の爽やかな
軽井沢の気分で向かったのですが、ピアノバルロン・ジャパンさんに到着する直前の
あと300メートルくらいというところで、車がスタックしてしまって、皆さんが駆けつけて
くださって、脱出するというアクシデントもございました。。(本当にありがとうございます!)

ピアノバルロン・ジャパンの和田明子さんは、フランスで10年間ピアノの修復を学んで
来られたという、とても素敵な女性です☆

ピアノバルロン・ジャパンさんは、北軽井沢にあるのですが、とても雰囲気のあるロッジ風
のお家で、ピアノ工房とご主人の画廊が左右独立して建っていました!

拝見したエラールも、本当に素晴らしいピアノで、とても細かいところまで丁寧に修復を
されておられました♪

ですが、現物確認をしてみたところ、中音セクションの弦とフレームとの隙間が狭すぎて、
ナイトーンのレールが物理的に可動しないことが分かりましたので、とても残念でしたが、
エラールへのナイトーンGP製作は出来ないことが判明いたしました。

エラールのオーナーであるお客様へお伝えしたところ、エラールのグランドは、シンガポール
の自宅へ運ぶということでしたので、ナイトーンが付かないことが分かって、そのまま演奏を
するということでございました。

午後に入って、軽井沢大賀ホール前でお客様と待ち合わせをいたしました♪

また、軽井沢の別荘にあるプレイエルのグランドと、スタインウェイのアップライトにナイトーン
の製作を依頼されましたので、こちらも下見に行きましたが、こちらの方は特別な設計で製作
をすれば、装着可能ということがわかりましたので、お引き受けをさせていただきました♪

すごいピアノを、3台もお持ちなんです!!!

別荘のピアノの下見の後には、軽井沢・万平ホテルにて、ご一緒に夕食をいただきました。

実際の製作は10月になりますので、今度は爽やかな秋風の軽井沢を期待しています☆

エラール(1)

エラール(2)

エラール(3)

エラール(4)

エラール(5)

この記事を書いたプロ

田上忠之

豊富な知識と独創的な技術力を備えるピアノ調律師

田上忠之(TAGAMI-PIANO TUNE)

Share

関連するコラム

田上忠之プロのコンテンツ

  1. マイベストプロ TOP
  2. マイベストプロ東京
  3. 東京の趣味
  4. 東京の音楽・楽器
  5. 田上忠之
  6. コラム一覧
  7. 軽井沢までナイトーンGP下見へ☆ナイトーンGPライトS「製作記録:ERARD モデル0」

© My Best Pro