遠隔の人が活躍するためのZOOMの活用事例
すでに世の中には、教えてもらうツールはたくさんあります。
これまで、私たちは、その数多くのツールを活用してきたといえるのでしょうか。
例えば、人材育成。
研修実施の名のもとに、人を集めて、講師を呼んで実施する。
Eラーニングの名のもとに、ID・パスワードを配布し、実施する。
それを企画したり、募集したり、実施したり、管理したりすることで、人材育成は成り立っていました。
時にはブレンド研修といって、Eラーイングと研修を組み合わせたりして、実施したりする。
そんなケースもあったことでしょう。
そこに、オンライン学習ツールが出てきました。
人が集まれないから、ZOOMを活用して、ライブ学習を実施する。
このことで、これまでの研修の代替としているケースが見受けられます。
そろそろ、それぞれの特徴を考えて、ブレンドする時代になっているのではないでしょうか。
私は、高校生の頃、大学受験に向けて勉強しているときに成績が伸び悩んだことがあります。
住んでいるのが、九州の田舎だったために、
有名な予備校に通うことも著名な講師がいる塾に通うこともできません。
その時に東進衛星予備校に通ったことを覚えています。
当時、そこでは、ビデオテープをもらい、テレビに向かって、ヘッドホンをして、勉強していました。
23年経った今でも、古文の荻野文子先生や英語の安河内哲也先生の授業は頭に浮かぶことがあります。
このように、目の前に講師がいなくても、教える人が上手い人に教えてもらう方が、
得るものが大きい時もあります。
ただ、なぜ、そこで得るものが大きいと感じたのでしょう。
それは、テストがあったからです。
テストで得点とるためであれば、教える人が上手い人から教わった方が、得点が伸びるのです。
テストで評価できるものを、ライブ配信で行ったり、eラーニングで行ったり、リアルな研修で行ったりしていませんか。
ZOOMのライブ配信でプログラミングを教えているときに、
躓いている人が「このやり方が分からなくて困っています」と画面共有してきました。
すると、わかっている人から、「それはこうすればできるよ」と回答されます。
人と人が教えあい、それぞれができるようになるのが、ライブ配信です。
知ることのためのツール、できることのためのツール、
それぞれをブレンドしながら、活用していく時代がきました。
今、あなたが、そのことを教えるために必要なツールはなにでしょうか。
伝えるために必要なツールはなにでしょうか。