婚活で役立つコミュニケーション術とエスコート術を婚活心理学に絡めて具体的に解説
心理学に基づく婚活テクニックを学ぼう!
気になるあの人と距離を縮めたい、そんな時に上手に使用してほしいのが心理学に基づく婚活テクニックです。
心理学と聞くと難しいイメージがありますよね。
しかし、実態としてはそんなことはないので、安心してください。
私たちが普段思わずしてしまっている動作などを自覚し、それを有効的なタイミングで使用することで相手の興味関心を引くというものなので、誰にでもすぐに実践することができるんです。
それでは、早速ご紹介します!!
相手の言葉を真似して返す!ミミッキングテクニック
ミミッキングテクニックとは、相手との会話中に相手の発した言葉の1部を真似て会話をするというテクニックです。
こうしたミミッキングを繰り返していると、相手との親密度が増すという効果を得ることができるのです。
実際に、このテクニックを使用して本当に親密度がアップするのかという実験を2010年にINSEARD大学が行っており、その効果が証明されています。
ポイントは、相手の言葉を2語から3語真似することです。
例えば、相手が「昨日の夜、すごくいい映画を見たんだ」という言葉に対し、「すごくいい映画と出会ったんですね!タイトルは何ですか?」というように「すごくいい映画」というワードをそのまま用いて返事を返します。
こうして相手の言葉を返すことで、「自分の話を聞いてくれている」という気持ちが相手に芽生え、親密度が増すという仕組みになっているんです。
ミミッキングテクニックと似たような動作にオウム返しというものがありますが、オウム返しの場合は、相手の言葉をそっくりそのまま真似て返すことなので混同しないように注意しましょうね。
選択肢で相手を誘導!?ダブルバインド
ダブルバインドとは、どちらを選んでも同じ結果を得ることができる選択肢を提示し、自分の希望取りの行動を相手にさせるというテクニックのことです。
簡単に言うと、「はい」か「いいえ」で回答させるような質問ではなく、AかBかで回答させる質問をするということです。
例えば、相手を食事に誘いたい時、「今度一緒に食事に行きませんか?」と質問してしまうと、その答えは「行く(はい)」か「行かない(いいえ)」のどちらかになってしまいますよね。
そうなると、「行かない」を選ぶ隙を相手に与えてしまい、2分の1で断られる可能性が出てきてしまいます。
一方、ダブルバインドを使用すると、和食が好きで、良いお店を探しているという話をしている最中に「あなたが好きそうな和食の店を見つけたんです。土曜日か日曜のどちらが都合よいですか?」という質問になります。
この場合、土曜か日曜どちらを選んでも「一緒に食事に行く」という目的は果たされますよね?
このように、相手に選択権を委ねながら、自分の理想の形に相手の行動を誘導するのがダブルバインドというテクニックなのです。
このテクニックは、婚活シーンだけでなく、ビジネスシーンでも使用されています。
ダブルバインドを使用する際は、相手との現在の関係性に着目することが大切です。
2人で食事に行けるような仲になっていない(知り合ったばっかりなど)のに、いきなり断りにくい形で食事に誘うのはナンセンスですよね。
この場合は、普通に食事に行きませんか?と誘った場合よりも、選択肢が「行くこと」に限定されている分、相手に追い込まれている感を与えてしまいます。
好印象を与えたいのに悪印象をもたれてしまう原因にもなりかねないので、ある程度選択肢が狭くても許容される関係性になった時に使用することをおすすめします。
タイミングを狙って好印象に!ピークエンド法則
ピークエンド法則とは、物事の印象はピーク時とエンド時で決まるという法則のことです。
ピークとは最高潮に感情が高ぶった瞬間を指し、エンドとは終了時のタイミング(デートの別れ際など)を指します。
つまり、心理学的にはこの2つの瞬間をどういった形で迎えるかによって、その物事の印象の全てが決まるということですね。
例えば、デートの終了を一番楽しいイベントが終わった直後にするというのがエンドを意識したテクニックです。
デートの最後の記憶が「楽しかった・幸せだった」というポジティブな感想で終わるので、例えその前の出来事があまり盛り上がっていなくても、トータルで「すごく楽しいデートだった」という印象を相手に与えることができるのです。
まさに【別れ際の美学】です!
ちなみに、ピーク時を意識した場合は、相手にプレゼントを渡す際・もしくは渡された際などに、大げさに「嬉しい」という気持ちをアピールすると有効ですよ。
デートでプレゼントを渡す際は、大きなピークを迎える瞬間の1つなので、この絶好のタイミングを逃さないようにしましょうね。
婚活で心理学のテクニックを使用する際の注意点
今回は、3つの心理学に基づく婚活テクニックを紹介しましたが、これらのテクニックを使用する際に注意してほしいことがあります。
それは、テクニックに固執しすぎて不自然になってしまうことです。
特にミミッキングやダブルバインドは使用するタイミングや回数によっては、相手に違和感を与えてしまう可能性があります。
そのため、これらのテクニックを使用する際は、必ず計画的かつできそうなタイミングで行うようにしましょう。
やり方としては、会話の流れをイメージしておいて、チャンスが来たら使用するくらいがちょうどよいですかね。
わざわざテクニックを使うために誘導するのもおかしいので、使える瞬間が来たらラッキーくらいの心持でいる方がうまくいきます。
テクニックを使うことに気を取られて、相手のことを見ていなかったとなってしまったら本末転倒ですよね。
まずは相手としっかり向き合う、このことを忘れることなく、上手に活用してみてくださいね。
まとめ
心理学に基づいたテクニックは使いどころを間違えなければ、相手との距離をぐんと縮めることができます。
最初は、なかなか上手くできないことも多いと思いますが、少しずつできるところから取り入れてみてくださいね。
もし、相手との距離が上手に縮められないという時は、Bridalチューリップなどの婚活サービスを利用してみるのも1つの手です。
1人で考え込まないということも婚活成功の近道なので、参考にしてみてください。