ご挨拶
こんにちは。
株式会社エムズコネクション代表・福田賢仁です。このコラムは読んでくださっている方々の為に、気が向いた時に更新をしております。
志半ばとはいえ、起業をしてからの4年間で沢山のご依頼を頂いております。有難いことです。
同時に、私の元に生徒やダンサーの卵も集まってくれる様になりました。こちらも有難いことです。
レッスンやお仕事を通して、私がプロとして必要なことを伝えられる機会が増えました。
そんな中、何人かの生徒さんや若手ダンサー達に聞かれる質問があります、
・どうすれば夢を叶えることができますか?
ダンサー間での話ですので、夢とは
・有名なミュージカルのダンサー
・バックダンサー
・振付師
・バイトせずに食べていける方法
・その他
に当てはまることが多いです。
私はそういった質問を受けた際に
・ではその夢を叶える為にどんな努力をしているのか
を聞くことにしてます。
話を聞く限りだと、夢に向けて自分なりに努力してるが、結果が伴わないから不安になるという答えが返ってくることがほとんどです。
ダンスに限らず、芸能関係のお仕事は勉強したり努力すれば成果が出るものではないので、誰しもがぶつかる壁の中一つです。
もちろん私も経験がありますし、今でも襟元を正して仕事に向き合うキッカケになってます。
そういった相談を受けた時私はまず、
「覚悟」
を問うことにしてます。
悩みの種類は人それぞれで実際に聞いてみないと明確なアドバイスは出来ません。
ですが私の経験上、真剣に悩んでる方の考えや行動は基本的に合ってることが多いです。
ただ、目に見えて大きな成果が出ていないだけなのです。
ダンスやエンターテイメントに問わず、夢を叶える=自己実現をする為には地味な努力の積み重ねをするしかないと私は思います。
企業で働かれてる方々の多くは新入社員で入社し、研修をこなし、様々なノウハウや努力・目標設定の方法を先輩や上司から学ばれることと思います。
エンターテイメント関係・特にダンサーに関しては仕事の特性上、カンパニーや長期の仕事にキャスティングされないとそう言ったことを学ぶことが厳しい環境です。
結果、自分が取り組んでいることが正しいのか自信を持てず不安になってしまうのです。
だからこそ私は、「覚悟」を問います。
やっていることは正しい。
目標設定も正しい。
それでも今自分のやっていることが正しいと信じれる「覚悟」があるかどうか。
友人や後輩が結婚や大きな仕事を取るなどでライフステージが好転する中、それでも自分を信じて努力ができるかどうか。
好きなことを仕事にするからこそ、「覚悟」を決めて打ち込み、それが出来なかった人よりシビアに目標設定をし、タフでなければ、夢は叶えられないと思います。
逆にいうと、その「覚悟」さえ決まれば脇目も振れず夢に向かって走れる=夢を叶えることの近道であり、第一歩だと私は信じています。