『命名』によって・名付けで、人生は大きく変わるのです。

子どもの名前や改名及び、ビジネスネームや芸名等の命名依頼があった場合・・・
私どもがまず一番大切にしている事は、名付けに至るまでの正しい順序立てです。
当然、物事の筋道に沿っての正しい「心・言・行」であるべきなのです。
これは、命名に限らず全ての事象においても言える事なのですけどね。
本日は、その物事の筋道である「道理」という字についてお話致します。
森羅万象一切は、見えない部分の「霊」と見えてる部分の「体」から成り立っています。
言霊学上から鑑みてお伝えします。
先ず…
① “ 道 ” は、ミは水で体。チは血で霊。 ※血液は霊の物質化したもの。
又、ミは女でありチは男です。 即ち、陰と陽です。
そうして、
文字から言えば、首に辶(しんにゅう)をかけています。
首とは人体に譬(たと)えれば、一番肝腎な道具です。
手や足は斬られても生きていますが、 首を斬られたら生命はありません。
サラリーマンが職を失うのを馘(くび)を切られるというのも面白い表現ですね。
その様な肝腎な文字に辶をかけるのだから、これ程意義深い文字はないでしょう。
そうして「道」とは一切に通じる事ですから…
凡ゆる交通機関も、電波も、光線も、人間同士の往来も、道によらぬものはないのです。
日月星辰の運行といえども一定の軌道、即ち道があります。
このように道とは一切の根本です。
とすれば…
道に外れるという事は、如何に間違っているかがお分かりなるでしょう。
次に…
② “ 理 ” です。
言霊学上、ラ行ですから…
螺旋という意味で形で現せば渦巻きです。渦巻きには中心があり、
その中心によって伸縮自在の活動を起こします。
ラリルレロの言霊(ことたま)は、龍神の働きがあります。
そして理の文字を解釈しますと、
王偏(たまへん)は「天・中・地」、「火・水・土」を経(たて)の棒で貫いています。
旁(つくり)は里という字です。
里とは田に土を書きます。
田は◯(丸)に十であり、土は十一。 即ち統一です。
とすれば、理の意味は万有の基本的働きであり、完全という意味になるのです。
以上の意味を総合すれば、
①+②の「道理」の意味は分かられた事でしょう。
このように大きくして意義深い文字ですから、人たるもの如何なる事があっても、
道理を重んじ、道理に従い、道理に外れてはならないのです。
【 命名の匠 】
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