命名専門家の見解：生まれる(た)「 子どもの名前 」

一般の方はご存知でない、
名付けに関しての大変重要な点を皆様にお伝えしようと思います。

先ずは生まれてくる「子どもの名前」です。

名称には様々な名前が付けられていますね。
全ての名称は、いろんな角度から捉えて命名されていると思います。
どんな名前もそれぞれの想いの元に名づけられている事でしょう。

それでやはり…
子どもの名前に関しましては、
親御さんの好みや今流行りの観点から名付ける事が多いと思います。
殆どの方が、命名専門家に相談しようと即座に思われるというのは、
滅多にない稀なパターンでしょうね。

皆さんすぐに思い巡らすのは・・・
格好良さ、可愛らしさ、お洒落な響き等を考慮されての判断で 、
命名されるのではないでしょうか…。

勿論それらは、
とても大事な要素である事は言うまでもありません。

ただ・・・
将来的に鑑みまして、
当然ながらご家族の和合の結束を忘れてはならない部分があるのも、
否めない事実なのです。

そこには、
あらゆる重要な点を考慮する必要があります。

よく言われるキラキラネームや、
辞書の「名のり」に記載されていない読み方で名づけた場合は、
やはり将来的な不安が残ってしまいます。

更には、
〇〇家のその姓との兼ね合いは勿論ですが、
ご家族の姓名に照らし合わせた配慮が必要となります。
ご家族でありながら円満とは言えず、
関係がギクシャクしてしまう場合がありますが・・・
その理由として、
親御さんのお名前とお子様のお名前の間に、
違和感が生じている可能性が大いにあります。

子どもの名前を付ける際に、
当然調べる必要があるのは、そのお子様にとってのお父様とお母様との
その親御さんの「名」との音韻相性です。
更にご兄弟(姉妹)がおられる場合は、
ファミリー全体の「円満具足」な状態を基盤として鑑み、名づける！
・・・という事が、極めて重要な点になります。
しかも、50音にはそれぞれの働きが存在しますのでそこも要注意です。

「家族が末長く円満具足でありたい」という想いは、
誰もが望むことだと思います。
であれば、
親御さんの好みの前に、
先ずは親御さんとの(兄弟及び姉妹がいる場合も)「名」の相性を優先し、
子どもの名前を考える必要があります。

昨今の子どもの不良化の原因・責任は親にあるのです。
元氣で良い子の成長を考えるならば、熟慮を願いたいです。
『親』という字は、“ 立木を見よ ” と書かれています。
枝葉の花や実の部分が子や孫、更にはその先々・・・にあたります。
重要なのは根っこ(先祖)、そして幹の部分です。
幹が親なのです。

子どもの名前が、
悪いとは知らず親の誤った判断で名付けられてしまうと、
後々取り返しのつかない事になりかねません。
一般の方には、中々その辺の判別がし難いでしょう。
しかも…
おそらくこれらの点を考慮して、
生まれてくる「子どもの名前」の名づけをされている方は、
いわゆる姓名判断専門家であっても殆どいらっしゃらないと思います。

・・・ですが、
これは本当にとても重要な要素になるので、
申し上げた次第です。


以上で大まかな事はご理解できたのではないでしょうか…。


という事で・・・
本日は、子どもの名前を命名する際に重要視すべき点を、
命名専門家の立場からお伝え致しました。
子どもの名前は、やはり安易に考えてはなりません。
本当に注意が必要なのです。
名づける前に、
必ずプロの命名専門家に相談するようにしてくださいね。


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