時間外の医療機器トラブルについて
サイバーセキュリティ―にかんして
今回はサイバーセキュリティ―についてお伝えしようと思います。
先日、お客様の病院で保健所の立入検査がございましたので立ち会ってきました。
保健所の方々がお見えになり監査のポイントをお話しされた時サーバーセキュリティに関してどのような対策を立てているかという事を調査する旨を聞かされました。
確かに実際にサーバー攻撃を受けた病院がその状況を細かく日本医療安全学会で報告されていたのを聴講したことが有りますがそれも昨年の2月の話でした。
この数年来サイバー攻撃は日本の医療機関にも及ぶようになり需要な案件の1つとなっています。
またNHKスペシャル取材班が出した「IoTクライシス」という本を読んだのが2018年です。この時点で急成長する医療IoTがハッキングされると医療機器を乗っ取られるという記事が書いてあります。何もしていないのにひとりでに勝手に動き出す医療機器や、使用中の人工呼吸器や輸液ポンプなどの医療機器までハッキングされて勝手に設定を変えられ、患者さんに健康被害を及ぼしかねない状況にされるといった内容です。
これは強請りタカリを目的とした脅しに使えてしまいます。
しかしながら、医療IoTはリスクよりもメリットが大きいという事で防御策の一環として医療機器のアップデートは欠かせないという事も書いてありました。
詳しくはこの本を読んでみてください。
また、今後サイバーセキュリティに関するシステムなど多く出回ってくるとは思いますが、この点についても新しい情報など入りましたら今後お伝えしていこうと思っております。