医療機器保守点検の意義3
医療機器の保守点検は、法律で義務付けられています。 保守点検では「日常点検」と「定期点検」が行われるのが一般的です。 そこで今回は、医療機器の日常点検と定期点検の違いについて解説していきます。 ▼医療機器の日常点検と定期点検の違い ■点検頻度の違い 日常点検は、使用するたびに行われます。 使用前・使用中・使用後ごとに点検が必要です。 一方、定期点検は1か月ごと・半年ごとなど、定期的に行われます。 ■点検内容の違い 日常点検では、必要最小限の項目のみをチェックするケースが多いです。 定期点検では専用の検査機器・治工具などを使い、細部にわたり点検が行われます。 医療機器のメーカーや機器の種類によって、点検項目が異なります。 ■点検する人の違い 日常点検では、主に医療機関のスタッフが点検を行います。 対して定期点検では、医療機器に対する専門知識・専門技術を持った人が行わなくてはなりません。 必要があれば医療機器メーカーや、保守点検を行う専門業者に点検を依頼する必要があるでしょう。 また点検に際しては点検表の作成が必要で、3年もしくは医療機器の有効期限+1年は保管しなければなりません。 ▼まとめ 医療機器の日常点検と定期点検には、次のような違いがあります。 ・点検頻度 ・点検内容 ・点検する人 医療機器の日常点検や、定期点検に関するお悩みは『MEテック・ラボラトリー合同会社』までご相談ください。 人手不足・予算捻出でお困りの場合も、当社のノウハウを活かしサポートいたします。