医療機器のインシデント報告に関して
電気メスの保守点検をやりたいのに治具がないから出来ない!仕方なくメーカーに依頼してるけど本当はコストを抑えたい!
一般的に電気メスの保守点検には電気メステスターを買ってもらえるように申請すると思いますが、私は電気メス保守点検には買うのではなく借りることだと思います。
何故なら購入するには電気メステスターは高額で予算申請しても優先順位が低く予算がつかないことが多いからです。
だから私はレンタルサービスをお勧めいたします。
電気メステスターレンタルのメリット
1、購入するより絶対安価で、メーカー点検コストの8割が圧縮が可能
2、必要な時にだけ借りればよいので年1回の校正によるランニングコストが掛からない。
3、技士のスキル維持またはスキルアップが可能
4、なにより電気メスの性能・安全性が担保される。
この様に電気メスはその性格上保守点検を定量的に行う必要があります。電気的な安全性が問われるのは周知の事実ですが、故障に気付かず使用した場合の患者さんへの健康被害は計り知れないものがあります。
電気メスの点検では、
・切開・凝固の出力が規定の誤差範囲に収まっている事。
・高周波漏れ電流が規定以内の数値に収まっている事。
・対極板接触抵抗値が規定以内の数値に収まっている事が条件です。
そしてここまでは電気メステスターで測定できる範囲ですが、これ以外の電気的安全性を調べる必要があります。
電気メステスター FLUKE QA-ESⅢ
それは、
消費電流、保護接地抵抗、接地漏れ電流、外装漏れ電流、患者測定電流、患者漏れ電流です。
これらの項目は電気メステスターでは測定できないため電気安全解析装置が必要となります。最もこの装置は電気メス以外のME機器にも使用でき、電気的安全性を担保するためには不可欠な装置なのですが、実はこの部分はどこの病院でかなり軽視されています。
電気安全解析装置 FLUKE ESA612
電気安全性は患者さんを電撃から守る安全性が担保されているかを調べる、医療安全上極めて重要ファクターの1つです。電気メスに限らず生体情報モニターや心電計等、患者さんに電極を付けて使用するME機器(CF型の医療機器)は定期的に測定する必要があります。
しかしながら、これらの測定装置(治具)は高価ですし、毎日のように使用するわけでもなくよほど電気メスの台数が多い病院でなければとても元が取れません。結局は予算申請しても順位が低く毎年申請してても全く買ってもらえる気配がない。
また、購入していたとして毎年実施しなければならない校正の費用が結構バカにならない。
こういった悲痛な叫びを大小問わず多くの病院様からお聞きします。
だからこそレンタルなのです。
どれだけのコスト圧縮になるかのシミュレーションした資料をプレゼントしています。是非お申し込みください。
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電気メスの所有台数が10台以下の病院では間違いなく経済的メリットがありますし、何よりも今までできなかった安全性の確保のための点検が可能になります。
さあ、あなたも低コストで電気メスの安全性を確保しましょう。