「住みながら家を売る」って、やっぱり不安?でも大丈夫!
所有している不動産を「売ろうか、どうしようか…」
迷うとき、どうすればいいのでしょうか?
答えの一部は、不動産業者が持っています。
けれど、本当の答えは、お客さま自身の中にあることが多いのです。
不動産業者は、たとえば「今売ればこれくらいで売れる見込みがある」とか、
「共有名義のまま持ち続けると将来こういう問題が出てくるかも」といった、現実的なアドバイスはできます。
他にも、
「再建築不可なら、隣地が『売ってほしい』と頼みにきたなら、検討してもいいかも」
「逆に、隣地が売りに出ているなら、購入のチャンスかもしれない」
「古い建物なら、解体して更地で売った方がいいかも」
「アパートなら、無理に家賃を下げて貸すより、空けておいた方が解体しやすくなることもある」
など、専門的な助言も可能です。
でも──
・親から受け継いだ大切な土地を、今売ってしまって本当にいいのか
・今は苦しいけれど、将来的な価値に期待して保有を続けたい
・いくつか持っている不動産、どれを先に手放すのが一番納得できるのか
・家族と意見が違っていて、でも自分の思いを大切にしたい
こういった心の迷いや、感情、家族の事情まで含めた部分は、業者が「これが正解です」とは言えませんし、責任も取れません。
でも、話を聞くことはできます。
一緒に悩んで、考えて、必要ならちょっと背中を押すことも。
それが不動産業者としてできる限界かもしれませんが、
その「限界」の中に、やりがいがあると私は思っています。



