脊柱管狭窄症の手術を回避できた3つの理由
整体にいって、
歪みを矯正してもらってラクになっても
しばらく経ったら、
またその症状が出てくる。。。
そのような経験をしたこと、
あなたもありませんか?
または、ヨガやピラティス、
パーソナルトレーニングなどで
インナーマッスルを鍛えているけど
痛み、不調は改善しない、
または悪化する一方。。。。
と訴えてご来院される方も少なくありません。
どんなに骨格を整えても
筋肉をつけても、
日頃の姿勢、歩き方が悪いと
痛み不調は改善しにくく、
将来の悪化リスクが高まります。
理想的な歩き方を身に着けるための
2つのカギをミスコンファイナリストの
インタビュー動画も踏まえて紹介します。
1.歩行改善が失敗で終わる理由
歩き方、姿勢の重要性は、
これまでよりも広まってきたように思います。
Youtube等でも、歩行指導の動画が
沢山手に入ります。
私も、たまにチェックしますが、
残念ながら、
「歩き方」に対する指導内容のため
多くの人にとって、「無意識で」
そのアドバイスを取り入れた歩き方を
続けることは難しいのではないでしょうか。
というのも、歩行については、
実は、私は
ミス・ユニバースや
ミス・アースジャパンといった
ミスコンのファイナリスト向けに
ウォーキングレッスンの指導経験もあります。
そんな私が痛感したことは、
口で指導しても、
改善が難しいということです。
それも、
ウォーキング指導をこれまで
何年も、何度も受けてきた
プロに対しても、です。
最終コンテスト直前で
必死で改善したい、という人であっても、
頭で意識して、歩行を変えるのは
正直、とても難しいのです。
しかも、何とか意識して保てる程度だと
余裕がなく、
自由な表現に欠けてしまいます。
2.「無意識」と「背骨」がカギ
歩行改善の一つ目のカギは「無意識」
逆に、無意識で自然に出来ている人は
大会本番の時、何倍も美しく、
自然に優雅に歩くことができます。
普段の生活も同じです。
歩きながら常に
「体に負担をかけない歩行」
を意識して過ごすのは、かなり難しいです。
そもそも、自分の歩き方を客観的に
動画でとってチェックをする習慣はありますか?
鏡の前や、静止画でのチェックでは
日頃の自然な歩き方、動作の癖
には気づけません。
「無意識で」過ごす
姿勢、歩き方の癖を把握し、
改善することが
痛み、不調の改善のカギとなります。
もう一つの歩行改善のカギは「背骨」です。
背骨が体の土台となっているからです。
体重の13%の重さがある、頭蓋骨が
24個、縦に連なっている背骨の
真上に正しく乗った状態で、
背骨一つ一つの連動をスムーズに
体を回旋させながら歩くことができれば
体に余計な負担がかかりません。
一方、頭蓋骨が傾いたり、回旋してると
その重さのバランスを支えるために、
首、肩周りの筋肉、筋膜に負担がかかります。
その負担を支えるために、骨盤の位置や
膝の荷重線もずれたりしやすいです。
つまり、縦に24個連なって
とてもズレやすい構造の「背骨」の
・位置を正しく保つこと
・回旋をスムーズにすること
が「無意識で」できれば、
左右対称に体を使え、
体に余計な負担がかかりにくくなります。
3.これまで改善できなかった癖が改善できた事例
少し前の動画になりますが、
ミスアース・ジャパンのファイナリストの方々に
セルフ背骨矯正を指導させていただいた感想です。
・歩行の変化
・ウォーキングに自信がなかった方の感想
・顔と体の歪みが悩みだった方の感想
・モデルウォーク3年やってた方の感想
何年もウォーキングレッスンを受けても
改善できなかった歩き方が
自然とできるようになった!!
など、背骨一つ一つを自分で整えてもらっただけで
歩き方が自然と変わったことが伝わると思います。
4.自分でできるカンタンな体操
体の土台である背骨一つ一つを整え、
安定させることで、体に余計な負担をかけない
歩き方を自然とできるようになります。
その姿勢を長く保てるほど、
歩行、運動時に関節に
余計な負担がかからなくなるので
全身の関節の経年劣化を
最小限にすることにもなります。
そのためには、まずは
自分の歩き方を動画で撮影して、
無意識での動きの癖を
客観的にチェックしましょう。
背骨一つ一つを整える、
自分で出来るカンタンな体操は
拙著『悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい』
にて、解説動画つきで学べます。
なるべく早くにコツコツ続けて
人生100年時代、痛み、不調がない状態を
楽しめるように
体作りをしていきましょう。