慢性的な膝痛の根本的な解決には、「背骨」を整える!
不妊治療を受けてる方が
別の目的でご来院されてその後、
「実は自然妊娠できたんです!」
と嬉しいご報告を頂ける例は結構あります。
今回は多嚢胞性卵巣症候群のため
医師に不妊と診断されてた方が、ご来院後すぐ
妊娠できた症例も併せて紹介します。
1.日本の不妊治療実施数は世界一
不妊治療や検査を受けたことある夫婦は4.4組に1組、
不妊を心配したことある夫婦は2.6組に1組
と令和5年度、厚労省は統計を出してます。
体外受精の件数は、
日本で46万件(2019年実績)
世界第2位のアメリカは30万件(2018年実績CDC)
アメリカの方が人口が多いにも関わらず、です。
20~30代の女性で人口換算すると
日本はアメリカの6倍も不妊治療の件数が多いのです。
2.多岐にわたる不妊の原因
不妊の原因は多岐にわたりますが、統計では
・精子の問題 (全体の約30-35%)
・排卵障害 (全体の約25-30%)
・卵管因子 (約15-20%)
・子宮因子 (約10-15%)
・免疫学的要因 (約5-10%)
・原因不明不妊 (約15-20%)
とされています。
これらの統計値は研究により若干の違いがあり、
また、複数の要因が重なっているケースも多いです。
「原因不明不妊」とされているのが、
喫煙や過度の飲酒、食事、運動、睡眠、ストレス、
環境化学物質への暴露など、生活習慣によるものです。
3.多嚢胞性卵巣症候群の妊娠率
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は
「卵巣が腫大・肥厚・多嚢胞化し、
月経異常や不妊に多毛・男性化・肥満など
を伴う症候群」と定義されている疾患です。
国内では、生殖年齢女性の6〜10%
に認められると報告されています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の方が
初めて妊娠、出産する確率は、
PCOSに罹患してない方より
最大20%低いと報告があります。
自然妊娠に限定すれば、最大で40%低いとのこと。
妊娠率が低い理由の一つに、排卵の問題があります。
卵子が途中で育つのを止めてしまい、
小さな袋(のう胞)として卵巣に残ってしまいます
また、アンドロゲン(男性ホルモン)の過剰分泌が
卵胞の成熟を妨げ、排卵が困難になることもあります。
他にも、子宮内膜といって、赤ちゃんが育つための
お布団が適切に準備できず、受精卵が子宮に
着床しくくなることなども起こり得ます。
全体的に、PCOSはホルモンバランスの問題で、
適切な治療によって妊娠する可能性があります。
4.不妊と診断されてたのに自然妊娠できた症例
佐藤春日様へのインタビュー動画
多嚢胞性卵巣症候群のため、
不妊治療をして1人目は出産されています。
2人目は、30歳までは体を整えることで
自然妊娠できるよう努力して、それでもダメなら
また不妊治療するつもりだったそうです。
そんな中、美容目的で当院にご来院され、
背骨一つ一つを精度高く整える脳内矯正を
ご自宅で開始されました。
その後、すぐに妊娠していたことが、
後日わかりました。
多嚢胞性卵巣症候群のため、定期的に通院していて、
担当医もまさか、自然妊娠すると思ってなかったため
発見が遅くなったようです。
今回の症例のように、
妊娠力アップ、生理痛の改善、
止まっていた生理が1年ぶりに来た!
など、婦人科系の悩みが改善して驚いた!
との嬉しいお声は沢山あります。
その最大の理由は大きく2つあります。
- 精度高く整えること
- 良い姿勢を自然と保てること
「認知の歪み」にアプローチすることで
精度高く良い姿勢を保つことができれば、
筋肉や神経、内臓への余計な負担がへり
呼吸力や血流も良くなり、
ホルモンバランスも整いやすくなるため
妊娠力アップにも繋がります。
また、一時的ではなく、その状態を長く保つほど
体にはプラスの影響があります。
不妊を訴える方の歩き方を見ると、
上半身が仰け反り、
上半身と下半身との回旋動作がほとんどない
不良姿勢で歩いています。
下半身に冷え性を抱えて、子宮の温度まで
低くなっている患者様も多いです。
精度高く背骨一つ一つを整え、
その状態を自然と保てるようになると
子宮の温度が高くなる歩き方も
自然とできるようになります。
このように東洋医学的に、「気・血・水」が整った
状態を最速で作り、保つことで
体が本来持っている能力を発揮できる状態になった
ことが大きいと考えます。
5.自分で出来るカンタンな体操
先程の症例は、「精度高く」整えるために
特許器具をレンタルして自宅で取り組んで頂いてます。
特許器具がなくても、自分で良い姿勢を自然と保つのに
役立つのが、短回旋筋へのアプローチです。
背骨一つ一つの間を結ぶようについていて、
インナーマッスルよりさらに内側にある筋肉で、
背骨一つ一つの位置を整える作用が強いです。
この短回旋筋へのアプローチにはコツがあります。
最大のコツは「目から」鍛えることです。
詳しくは拙著「悪い姿勢は天井を見つめて治しなさい」
にて、動画付きで学べるので、ぜひ参考にしてみてください。