ケンカになりやすい話し方_声の出し方で人間関係は変えられる
こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口明保です。
今回は、声が小さくて届かないのが悩みだったのに管理職になってしまい困って当校を受講された方がボイストレーニングを通じてどう変われたかをお話していきます。
声が届くことは自信に繋がる
その方の場合、自分の話す内容についても自信がなく、せめて声だけでも大きく出せるようになれないかということで当校に来られたのですが、お話していただくととてもいい内容で話が出来る方でした。
これを伝わる形に出来ていないのはとてももったいないと感じ、楽に声を出せるようにする練習や、お腹を使って存在感のある声で話せるようなる練習などをしていただきました。
自分の声は特に大きく声を出そうとしなくても、会議室全体に聞こえるぐらいのボリュームで出せるんだ、その声の出し方で話していると楽に話せるんだということを実感していただくと、話しても聞こえないんだと思い後ろ向きになっていた心のハードルが下がり積極的に話せるようになっていかれました。
自信を持てるように変わるというのは、いくら自信を持ってくださいと言われても難しいです。
しかし、自信のあるように聞こえる、届く声は、誰でも練習すれば身に付いていきます。
練習していくことで感覚を掴まれて、会議で話すこと部下の前に立って話すことが楽になったと言っていただけました。
伝え方の意識改革
話す、声を出すのが楽に大きく出せる状態で、さらに伝え方の練習もしていきました。
その方の場合、どうしても部下の悪い部分が目につき言いたくなるけど、言うとトラブルになってしまうから言えなくて困っているということでした。
注意をする時、ただただ悪い部分を言ってしまうと、関係は悪くなりますし注意したい点も届かないことがほとんどです。
当校では、注意したい人の良い部分を見つける練習からしていただいています。
良い点を見つけ、伝えた上で改善して欲しい所を伝えられると、ちゃんと届くアドバイスになりやすいからです。
しかし、良い点を見つけるクセがついていないと中々見つけられませんし、伝え方も練習しておかないと言い方が見つけられません。
逆に言うと練習してクセ付けさえしていけば誰でも技術が身に付いていく力でもあるのです。
練習していけば言えなかった注意も、自分の言いやすい形へ変える構築方法も分かってきます。
これが出来ると言う時のハードルも下がり、良い印象で声も出しやすくなります。
このように、声と共に伝え方も練習で自分の望む方向へと成長していくことが出来ます。
管理職のように立場が上がると自分には出来ない、難しい、嫌なことというのがどうしてもついて回ります。
しかし、自分が成長できることとその方法が見えてきたら、ただ嫌な立場から、挑戦できる面白い部分も見えていきます。
ボイストレーニングを通じて、辛い嫌なものが楽しみなものに変わっていかれると私としてもとても嬉しいことです。
無料で受けられる体験レッスンでも、変われる実感が得られるレッスンをしています。
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