小さい声は生まれつきじゃない_大きな声に変われるボイストレーニング

大きい声は無理して出さない

こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口です。
今回は小さい声を変えるためのボイストレーニングをお話していきます。

まず小さい声を大きくしようとするときにポイントなのが、無理に大きな声を出さないことです。

どういうことかと言うと、自分の声が小さいと思っている方が大きな声を出さなきゃと考えた時、一番多いのが力を入れすぎてしまうことです。

声を出す時の仕組みとして楽器をイメージすると分かりやすいのですが
ラッパや笛で大きな音を出そうとした時たくさん息を送って大きな音を鳴らします。
人の体も同じでたくさん息を使って大きな声を出します。

しかし、せっかくたくさんの息を使っても体や喉に力が入っていると振動しない響かない状態の所に息を送ることになります。

そうすると笛がヒューヒューと音が出ないように息が音に変わらず大きな声が出なかったり、固くなっているところを無理やり振動させるような喉を痛める汚い声の出し方になり、喉の痛さや嫌な音の出方を感じ大きな声を出せないと思ってしまう方が多いからです。

では、どのようにしたら声を大きくしていけるかというと、声の通り道を作る練習をしていきます。

力の入らない、楽な深い呼吸の仕方と、その状態で声を出すボイストレーニングをしていくことで、楽に出すだけで自分の声は結構大きく出ていることを確認していただいています。

息が浅かったり、力を入れるクセがあったりの濃淡は人それぞれですが、共通するのは無意識に自分の声を通す方法をふさいでしまっている方がほとんどです。

声の大きさには体の大きさや声帯など生まれながらのものが影響します。
しかし、小さな赤ちゃんでも大きな声で泣けるように、みなさん大きな声を出す力は持っています。

肺活量や声を出す筋肉が足らないということはありません。使い方が変われば変わっていけるのです。

それを妨げているクセさえ変えていけば誰でも自分の思った大きさで聞こえる、通る声を出す力を持ってらっしゃいます。
当校ではそのクセを見て、その方が楽に自分の思った通りに声を出していけるよう、お手伝いをさせていただいています。

自分の声は大きくて聞きやすいんだ。というボイストレーニングをしていくと、自信や積極性を大きく変えられます。
声の小ささや聞こえないんじゃないかという不安で、ご自分の力を発揮できていない方を多く見てきました。

それはとても残念で勿体ないことです。
ぜひ、声はボイストレーニングで変われる事を感じてください。

堀口メソッドボイススクールでは体験レッスンを無料で行っています。
小金井教室での対面形式とZOOMを使ったオンライン形式で行っていますので、どなたでもお好きな形式で予約していただいてご参加ください。