声が小さいのにいきなり管理職になってしまった方へのボイストレーニング
こんにちは、堀口メソッドボイススクールの堀口です。
今回はコミュニケーション能力について話をしていきます。
皆さんはコミュニケーション上手な人というとどんな人を想像するでしょう？
人当たりが良くて話が面白くてどんな人とでも会話できる人、といった感じでしょうか。
これらの要素は生まれながらの才能と思われがちですが、練習で大きく改善できるものです。
一つ一つ練習して身につけていけばコミュニケーション上手な人へと近づけていけます。
まず、人当たりの良さですが表情と声の印象で大きく改善します。
表情は顔の筋肉の動かし方で作られる物理的なものです。
顔の筋肉が大きく柔らかく動かせるように動かすための筋肉と滑らかに動かせるほぐれた状態を体操をするように作っていき、更に動かした時、自分の表情がどのように見えるのか、鏡で確認していくことで自分の出したい、伝えたい感情と表情の動かし方が一致していきます。
多くの方が自分の中で思っている表情と外に出ている表情にズレがあります。自分で思うよりは動きが小さいことが殆どです。特に日本では表情を出してはいけない恥ずかしいといった気持ちが強く動かす幅が小さい方が多いです。
この齟齬をなくしていき、自分の思った形、伝えたい形で動かせるようになっていくと声にもとても大きな影響があります。
電話越し、音声だけですと、あれ？元気ないのかな？とか、何かいいことあったのかな？とよく分かった経験がある方も多いと思います。
表情は声の印象に大きく影響します。顔の体操をして筋肉が動くようになると見た目も声の印象も大きく変わります。これをどんどん練習して確認をしていくことで成りたかった形、伝えようとした表現に近づいていけることを当校では確認していただいています。
もう一つ、話の面白さですが、これも練習で大きく改善していきます。
話が面白い人、話題が豊富な人というのは、別に面白いことをたくさん経験した人、様々な話題について知識が豊富な人というわけではありません。
なんでもない日常の出来事、普通のことでも興味の持てる形にして話が出来る人なのです。
そのための練習として、興味の広がる、感情の伝わってくる話というのは、どういうものなのかを練習していきます。
最初は自分の趣味、興味の持ちやすい話から、話題の広げ方、感情の伝え方を練習していきます。この練習をしていくと自分が興味を持ちやすいことのクセや伝えやすい感情のクセが見えてきます。このときポイントなのは、なるべくマイナスの感情ではなくプラスの感情になることを見つけて表現できるようにすることです。
大体の方がマイナスの部分を見つけてしまう癖がついています。
例えば、同じ喫茶店に入ったとしても、あ、壁に汚れが、とかを見つけて話をするより、一旦その部分に目を瞑って、カップがおしゃれだ、とか、すごくいい香りがするといった部分を見つけて話をした方がプラスのコミュニケーションになる事が多くなります。
こういったことは性格で変わらないと思っている方が多いのですが、見つけ方、表現の仕方を練習してクセに変えていけばいくらでも変えていけるものです。
当校では、こういったその方の個性や考え方の癖に合わせた練習をしていくことで興味の広がる、良い感情の伝わってくる話し方を練習していきます。
このような練習を通じて、まず、自分の話を良い形で伝えられる表現できる力をつけていくと人の話を聞いて、良い部分を広げられる質問が出来る力も付いていきます。
そういった練習でコミュニケーション能力は大きくご自分の望む形へと変えていくことが出来るのです。
こういったトレーニングを堀口メソッドボイススクールでは行っていますので、興味をもたれましたら、ぜひ変化を感じられる体験レッスンにお申し込みください。
現在、感染対策のため対面レッスンは小金井教室のみで行ってますが、ZOOMを使ったオンラインレッスンも行ってますので電話や当校HPの申し込みフォームからお申し込みください。
