橋渡しプログラムで ” 支持され続ける” 会社になる
2025年4月から育児・介護休業法が改正され、同年10月からは
仕事と育児の両立に関する意向聴取・配慮の義務化が始まります。
それって・・何が始まるの?
労働者の仕事と育児の両立に関する個別の意向聴取の配慮が行われます。
従業員は 何を備える?
働き方改革が進む中、働く人の価値観も多様化し、個人に求められる能力も仕事の進め方も変わってくる中、自分一人くらいは協力しなくてもいいだろうではなく、従業員一人ひとりが自主的かつ臨機応変に対応できるように、個人と社会との間に生じる社会的ジレンマに対する必要な知識が必要です。
こんなモヤモヤありませんか?
・ 仕事と子育てを両立できるよう、働き方の柔軟な調整や休暇取得を支援
・ 社内のミスコミュニケーション問題
・ 社内の相談環境の不備
・ 育児中の従業員の退職やメンタル不調の増加
・ 人材育成の遅れによる業務負荷の偏り
こんなモヤモヤに終止符を!
その解決には問題を客観的に(俯瞰して)みて意思決定すること
普段からやってますか? 初めて気付かされて人もいるのではありませんか?
そのキーワードはゲーム理論と予防教育!
これらを使ったコンサルティングプログラムの一例をご紹介!
ゲーム理論
1940年代、アメリカの数学者フォン・ノイマンが提唱しました。人間関係や利害関係をゲームと捉えます。ただし、遊び感覚で捉えるのではありません。社会やビジネスで意思決定や行動に大きく影響する概念で、一致しない利害関係や人間関係の問題の本質を見つけ出すことができます。それぞれの状況や目的に応じて、適切な行動(「戦略」と呼ぶ)を選択し、最適な結果を得るための理論的な枠組みを提供するものです。弊法人ではその概念を、家族間の関わりや家庭と会社組織との関わり等に応用して葛藤関係にある個人間や集団間での利害の調整や協力関係のより良い選択を考えるために活用しています。
予防教育
1854年、ドン・ボスコが若者たちの問題行動を未然に防ぐことを目指し提唱しました。
働くパパママの悩みの多くは仕事と子育ての両立です。心が疲れると子供のできないところばかりが目につき、子供に厳しくなりがちです。さらに時間や心に余裕がなくなると、仕事も子育ても非効率になってしまうほどのストレスを抱えてしまいます。教育的な予防は問題行動を未然に防ぎ、健康的な生き方ができます。
ゲーム理論×予防教育の相乗効果
シュミレーションが容易になり、リスク回避能力が高まります。
導入メリット
・組織と個人間の課題を導き出し、意思決定のプロセスの改善に役立ちます
・子育て社員の仕事と家庭の心理的不安を軽減することに役立ちます
・自律的な行動を促す要素が生まれ、協力的な組織の成長に醸成します
・トラブルやリスクの未然防止
・長期的なコスト削減
デメリット
自己利得を最大化・組織が合理的しようとすることを前提にしていが実完全に合理的に行動するとは限りません。感情や倫理、単なる誤りなどにより、合理的な行動から外れる可能性はあります。
プログラムをのぞき見
プログラムのフェーズは3つ全6回(1回75分程度)で、3〜6人ほどを1グループとし、グループワークを進めていきます(個別でも対応いたします)。
「実践」を重視しているため、次のコンサルティングまで2週間ほど空けることが有効ですので、概ね6ヶ月ほどで終了する内容です。
今回ご紹介したプログラムにより、ゲーム理論の俯瞰思考と予防教育の融合は、社員一人ひとりの気付きと行動変容を促し、組織全体のトラブル予防と協調力を高めます。今こそ、理論と実践を組み合わせた新しい学びの形で、誰もが笑顔で働ける職場づくりへの第一歩を踏み出しませんか。
お問い合わせ
ご利用申込、サービスに関するご不明点は、山下まで
お気軽に、お問い合わせください。
筆者:一般社団法人 ひといく
企画室長 山下泰子 (Mail:hitoiku.coco1267@gmail.com)



