【AI時代の経営に必要なのは、「正しさ」より「届き方」かもしれない】

稲月仁一

稲月仁一

テーマ:軸ズレ修正

先日、2月7日に練馬西法人会にて、地元の経営者の皆さま30名以上にお集まりいただき、
「AIを活用したコミュニケーションセミナー」
の講師を務めさせていただきました。

今回あらためて感じたのは、
多くの職場で起きている問題は、能力不足よりも
「言葉のズレ」から始まっていることです。

若手と噛み合わない。
言っても動かない。
後継者が育たない。
悪気はないのに、なぜか重くなる。

こうした現場の悩みは、根性論だけではもう解決しません。
昔は「背中を見て育て」が通じた時代もありましたが、今は言葉で育つ時代です。

しかも、同じ言葉でも、相手によって受け取り方が大きく変わります。
まるで経営者のひと言が、社内で勝手に“珍訳”されているようなものです。

社長は「主体的に動いて」と言ったつもりが、部下の頭の中では
「丸投げですか?」
「否定されたのかな?」
「何をどうすればいいの?」
に変換されていたりする。
いやもう、社内に同時通訳が必要な時代ですね。

だからこそ私は、
人を責めるのではなく、違いを翻訳することが大切だと考えています。
The 4 Core Axes Management OS は、
人をラベリングするためのものではなく、
それぞれのOSの違いを理解し、関係性のズレを減らし、
現場の対話と成果を前に進めるための共通言語です。



AIもまた、ただ便利な道具ではありません。
うまく使えば、感情的になりやすい言葉を整え、
相手に届く順番へ翻訳してくれる「秘書」のような存在になります。
正しさを押しつけるためではなく、
相手の状態を整え、関係の質を上げるために使う。
そこに、これからの経営におけるAI活用の本質があると感じています。

私が目指しているのは、
「戦略」よりも「人の気持ち」から組織を整え、
仕事がただの作業ではなく、
人にとっての居場所になる社会を増やしていく
ことです。

今回の練馬西法人会での時間も、
そんな未来への小さくても確かな一歩になったように感じています。
貴重な機会をいただいたこと、心より感謝いたします。

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稲月仁一
専門家

稲月仁一(講師、コンサルタント)

株式会社アナザーレジェンド

累計1万件以上の契約実績と、10回以上の転職、3社の独立起業で培った実践スキルをもとに、各種心理学や独自のコーチングを展開。ビジネスを自己成長の場にする人材育成に注力

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