風、声のデザインルーム,ara,あら、ショート?
ある日の支援学校で、6年生の花さん{仮名}とピアノを弾いて遊びました。いつも指をくわえ、話し声もきいたことはありません。でもねピアノが大好きなんです。この学校の子供たちはクラシック音楽が大好きなん
です。
花さんがトントントンと3回鍵盤を打ち、私が山彦のようにトントントン3回弾きます。
そうすると、顔を上げなんだろう?と、花さんが不思議そうにします。こんなこだま遊びを30分つずけました。頭のなかに何が生まれているのだろうとおもった瞬間です。
花さん、大きく生き吸ってみようか?両手でひいてみましょうか?
花さんはニコッとします。弾いている指は時間が経過すると同時にどんどん強くなって来るのです。幸せそうなお顔になるのです。お話することができない花さんは、体で言葉を語っています。体内には言葉を一杯もっているようです。その言葉を体に流しお話するのでしょうね。
向かい合って手を取り撫でて、初めてコンタクトとれた花さんでした。
私たち二人をみていた他のスタッフの先生が花さんを沢山褒めてくださいました。
音楽の力は最高です。
私は子供にはゆったりロマンティックなクラシックを聴かせたいのです。脳にやすらぎをプレゼントしたいと思っています
あまりうまく書けないのですが、ここの生徒さんは凄い。そして学校の方針も素晴らしいです。
ピアノも息の流れが1番重要なんですね。