声楽。ただひたすら大きい声の人の場合ぬは?

堀野温代

堀野温代

テーマ:声、身体、流れ

なんとも大きな声を持っていて、身体の使用方法を学ばすにいた人が、約半年前にお見えになりました。
たまには、ステージで歌っていたそうです。

ご自分でも感じはじめていたそうです。{このままでは?}と。

簡にいますと、持てる口を全開しながら声をだす。これです。。。。聴く者の頭直撃タイプ。
さあそこで!
呼吸法から忍耐強いレッスン開始。おちょぼくちの状態で{の}を言いながらワントーンの練習、息次の時も
口はそのままで次のワントーンに進むなどの訓練を数か月行った結果、息が声を補足頭上まではこんでくれるようになったのです。

全開ボイスを小口ボイスに致しまして、細くピンと張った声に成長させたのです。なんと身体がはたらいてくれたことか?

もうすぐコンサートを控えていますので、やっとここまでこれたのは、大変嬉しいことです。







{の}の訓練は顔筋も強くしてくれます。音域もひろくなりましたね。

もう1つ大事なのは、必ずボカリーズも勉強すること。交感神経、副交感神経を軽く指でたたきながら
声をだしますと前頭葉も振動開始、頭蓋骨も振動をうけますので、身体全体が振動体になり、
それを感じながら歌えるようになると、かなりいい状態と言えます。振動が伝わりやすくなるのです。
そうすると、声が歩いていくかんじがはじまりますよ。口の中もコンサートホールのように広く感じます。 イタリア語もきれいになりました。

最初だけ集中的の同じ1つの事をやり続けると、色んな他の事を結果的に可能ねなってしまう事が沢山有ります。

何かを忘れ、何かを得たいときには、納得するまで1つ事に集中してみてください。解決の時が来たら、また次にすすめばいいのです。
この生徒さんは、今まさにそれを実行中です。

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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