風、声のデザインルーム風、長唄をききました。
なんとも大きな声を持っていて、身体の使用方法を学ばすにいた人が、約半年前にお見えになりました。
たまには、ステージで歌っていたそうです。
ご自分でも感じはじめていたそうです。{このままでは?}と。
簡にいますと、持てる口を全開しながら声をだす。これです。。。。聴く者の頭直撃タイプ。
さあそこで!
呼吸法から忍耐強いレッスン開始。おちょぼくちの状態で{の}を言いながらワントーンの練習、息次の時も
口はそのままで次のワントーンに進むなどの訓練を数か月行った結果、息が声を補足頭上まではこんでくれるようになったのです。
全開ボイスを小口ボイスに致しまして、細くピンと張った声に成長させたのです。なんと身体がはたらいてくれたことか?
もうすぐコンサートを控えていますので、やっとここまでこれたのは、大変嬉しいことです。
{の}の訓練は顔筋も強くしてくれます。音域もひろくなりましたね。
もう1つ大事なのは、必ずボカリーズも勉強すること。交感神経、副交感神経を軽く指でたたきながら
声をだしますと前頭葉も振動開始、頭蓋骨も振動をうけますので、身体全体が振動体になり、
それを感じながら歌えるようになると、かなりいい状態と言えます。振動が伝わりやすくなるのです。
そうすると、声が歩いていくかんじがはじまりますよ。口の中もコンサートホールのように広く感じます。 イタリア語もきれいになりました。
最初だけ集中的の同じ1つの事をやり続けると、色んな他の事を結果的に可能ねなってしまう事が沢山有ります。
何かを忘れ、何かを得たいときには、納得するまで1つ事に集中してみてください。解決の時が来たら、また次にすすめばいいのです。
この生徒さんは、今まさにそれを実行中です。