風、声のデザインルーム 声の指導者としてセミナー

堀野温代

堀野温代

テーマ:声、身体、流れ

昨日、ある所で、人の心に響く話しかたの発声法のようなお話しをさせていただきました。

声を発するとき、全ての人はそこにその人の人格が現れます。だから、取り繕うことは難しいものですね^

人にセミナー、あるいは仕事で向かう時、相手の人に内容を理解して欲しいと時など、さまざまな瞬間がありますよね?

私は10人程の方々の参加者とお目にかかりました。
やはり、姿勢なんですね。イス前3分の1の所に臀部の面積をより少なくしながら座ると、それだけで姿勢が整います。自分の姿が45の角度を生んでいるのを想像してください。手は太ももの上に力をぬいてだらと置くだけ。あるいは、お腹に両手を重ね置くだけ。ここまで整ったら腹式呼吸に入ります。もちろんたったままでもいいのですよ。足裏土踏まずがフワット少し浮くようにします。

ここまでやるだけで、無意識に腹式呼吸に近い状態になっていますが、、、、、、

ここから、意識してお腹を風船のようにふくらます。意識してへこます。膨張=吸う。収縮=吐く。
満月と新月イメージ。

そして、この時点で大事なことは、鼻から音をたてずに吸う。音をたてずに鼻から吐く。エッ鼻から吐くくの???口から吐くのではないの???

っておもいますね~~~口からはいてもいいのですが、そのとき注意しなければならない事があるのです。それは、椅子にすわっている姿勢が崩れやすい事です。

腹式呼吸法の腹の中には内臓が入っているだけです。歌、語る には筋肉の作用が必要なんです。

鼻から鼻は、第一段階。もう一つは、鼻から吸って、口から吐く があるのですがこれはおすすめできないのです。なぜなら、姿勢が崩れる危険度がたかいからです。
そして、口から息を吸うのも、微生物や外の冷たい息が入ると声帯や喉をいためる原因になるからです。


息を吐くとき、意識して肋骨、横隔膜をうえに持ち上げ広げて下さい。そしてそれをゆっくりしたにおりしまがら、また満月にするのです。文字で書くと、解り難いですが、現象として実践したらたいしたことありません?そうかな?このくりかえし、このくりかえし で腹式呼吸になります。

骨が響くようになるための呼吸法とも言えるのですね~腹と胸郭拡張呼吸法と言ってもいいかもしれませんね。音の振動原理。胸郭拡張により共鳴版作成するわけです。意識呼吸によって相手の心にその意識がプレゼントされるのです。話し手は、伝えたいことそのものを、自分が愛する気持ちで話すべきかもしれません。良い方法とそうでない方法を私が実践し、少し歌を例に出して私が見本を示し、皆さんにも実践

して頂きました。納得感があったようで嬉しかったです。
これを作るためには、土台となる下半身強化は絶対条件です。スクワットなんたって最高です。

初めてこのような話をお聞きになられた参加者と、質問タイムなどもあり、有意義な時間を体験させて頂いたしだいです。{帰宅しながら、もっとあんなことも、こんな事もと思いかえしましたが}

呼吸は、深~くゆっくりが良いようです。

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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