風、声のデザインルーム 目の力の重要性

堀野温代

堀野温代

テーマ:声、身体、流れ

宗教曲のレッスンを行っている生徒さん。作曲家のかなり若い時代の作品でして、どことなく未熟感があるのです。だから歌い難い部分が何か所かあります。そこを克服しないと、??おかしいなあ~におちいります。
そこでボカリーズで面白い方法を考え付きました。音域が2点D
近辺の連続。楽譜をいやと言う程眼力強く見て、旋律はオクターヴ低く声を出し、これを充分やってから
実音にし眼力はそのままをしばらく続けたのです。

次第に柔らかな、音程の良い、きれいな声がではじめました。

音程のたかさに負けない何かが生まれ、音楽が先へ先へと流れ、発声練習でもいつもより3度高いところまで
でたのです。

視覚的負は必要ありませんね。1部分取り出し練習方法を工夫すると、大きないい事を発見するのですね。

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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