風、声のデザインルーム 3点F#が出た生徒さん
昨年暮れにから詩吟を習い始めた若い女性の生徒さんは、大変きれいな日本語をお話しなさいます。とても気持ちがいいですね。
身体もスットしていらして綺麗な方。言葉の響きが上品すぎるのか?前に吐き出せないのです。
そこで、呼吸法で響きを前に引き出す訓練をしていたところ、バウムクーヘンのように年輪渦巻き感が声に生まれ初めています。まるで、自分のバウムクーヘン樹齢のように、本人は感じるそうです。
詩吟も音楽的にうたえるのがよいので、リズムの中で呼吸ができなくてはなりませんから、
日々の積み重ねがいかに大事かも理解し始めています。これから、バウムクーヘンを食べる時には、ああ~これも声の年輪なのだなあ~と思うといいかも知れません。
積み重ねこそが、自分で自分を教育、育てる、のではないでしょうか?