風、声のデザインルーム。5つお母音を利用して。。。

堀野温代

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テーマ:声、身体、流れ

この生徒さんには、きょうはどんな発声法からはじめようかな?といつも考えます。

uoaeiの母音chi che ca 、と開口母音で舌を上の真ん中2本の裏側に着けて、ガラス窓を堅いものでこすると出る、あのキーという音をイメージして腹筋の圧を強くしながら、ドレミファソをアレンジしながら30分おこないました。声の響きは天井突破させるようにしながらです。声帯の振動の上まで声を運ぶ必要があります。ここまで成功したらあとは普通にオクターヴや、3ど違いをやってみましたら、心地よい声がスピードと共にうまれました。
今生徒さんは、試験に向けて、{今の歌声は?}Rossiniのあれ?です。
アジリタ満載ですから、大変ですが、中間音もたいへんです。

そこでまず、スコアの旋律を忠実にアジリタ抜きでやっています。本来の旋律をしっかりと行わずして
アジリタに直ぐ飛びつくのは賛成しかねますのでね?
生徒も我慢、私も我慢なのです。前回より成長して本日は出来ましたので、あと1回はこのままの状態を保たせようと思いました。

努力すれば、色んなことが理解でき、身につくものですから、、、

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堀野温代
専門家

堀野温代(「声」の指導者)

風・声のデザインルーム

イタリア留学と長年の研鑽、多数の舞台経験から、身体の使い方、呼吸法などを総合する「堀野式発声法」を確立。音大入試やオペラ団体への入団、声楽コンクール等で高い結果を出す生徒を多数輩出している。

堀野温代プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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